コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3 (PCゲーム/字幕版)
本作はCoD4から続くMWシリーズの最後に当たります。
前作MW2が発売されてから2年の間にデベロッパーのInfinity WardからパブリッシャーActivisionとの対立により主要人員が抜けたり、
Sledgehammerとの共同製作という形になるなど、従来のファンからすると少々不安になる出来事がありましたが
いくつかの不満を残して不安は払拭されたと思う出来です。
・キャンペーンについて
キャンペーンは短いながらもこれまでのシリーズの集大成という様相です。
CoD4(MW1)からの登場人物も引き続き登場し、MW1をプレイした方ならニヤリと出来る人物もいますし
駆け足ながらも話はしっかりと終わります。
続編物でよくある「実は黒幕がまだ…」、「俺たちの戦いは〜」などのような終わり方はしません。
きちんと締めるべきところで締めたという感じで好印象です。
CoD4からMWシリーズをプレイしてきた方は感慨深いものがあるのではないでしょうか。
ただ、逆に言いますとMWシリーズに特に思い入れがない、MWシリーズのストーリーを知らない、Black Opsから始めた方などは
キャンペーンの多くの美味しい部分を味わえないと感じました。
去年のTreyarch製作Black Opsが何かの続編ではなく、全く新規のストーリーで万人に楽しめるものだっただけに
MW3のキャンペーンはプレイヤーを選ぶストーリーとなっています。
また、やはりIWの開発陣がごそっと抜けた影響も若干垣間見えます。
ムービーやゲーム中の演出面で「MW1や2のほうがよかったな」という部分も見受けられるのが少々残念に思います。
MW1、2とプレイしてきた方は「あれ?」と思うような部分もあるでしょう。
ですが主要開発陣が抜け、他のスタジオと共同開発という形になってもここまで作り上げたのは個人的に見事だと感じます。
粗はあるが期待を裏切るものではないと言ったほうがよいでしょうか。
少なくともMWシリーズのファンを落胆させるようなことはないでしょう。
・マルチプレイについて
MW2 2.1やMW2 2.5などと揶揄されることがありますが
確かにMW2と非常に似通っています。
グラフィックとしても大差ないでしょう。
ですが、これまでのCoDシリーズのキルストリークを廃止してポイントストリーク制になったことや、グレネードランチャーなど爆発物の弱体化(及び対抗手段が用意される)など
着実に進化していると感じました。(「サポート」を選べばEMPが比較的簡単に出せるのがポイントストリーク制の課題ですが…)
新たに追加されたゲームモード「キル・コンファーム」も、敵をキルした後にドッグタグを拾わないと
スコアが稼げない&チームの得点にならないため
スナイパー(俗に言う芋スナ)や、その場に留まって定点射撃をするプレイヤーの排除に繋がり、よく考えてあると思いました。
スコアは誰でも稼ぎたいものですが、多くの場合独りよがりなプレイスタイルになりがちです。
しかし「キル・コンファーム」ではスコアを稼ぎたいというプレイヤーの欲求を上手くチーム戦として盛り込んでいると思います。
ただ、不満点も大いにあります。
まず狭いマップが非常に多いです。
必然的にマップを常に走り回り、出会い頭の撃ち合いをするという戦闘になります。
MW2より一回り小さく、BOに比べるとかなり狭いマップとなります。
Black Opsからこのシリーズに入った方は戸惑うのではないかと思います。
個人的にはMW2のマップの大きさがちょうど良いと感じるのですが…
またDedicatedサーバーを用意しているにも関わらず何故ランクマッチはP2P方式だけなのでしょうか。
色々事情があるのでしょうが、P2Pでの戦闘は百害あって一利なしとまで言えますので
上記のマップの狭さと併せて劣化しており残念です。
無論、ランクを気にしなければDedicatedサーバーで快適なプレイは出来ますが、
多くのプレイヤーがいるのはほぼランクマッチのほうなので必然的にP2Pでのプレイとなると思います。
現時点の印象ではゲームプレイ面での出来は良いが、マップの狭さやシステム面(P2P方式への劣化)などの根本的な部分で
マルチプレイの楽しさが幾分損なわれているということですね。
もちろん、それら不満点を加味しても十分に楽しめる方もいるでしょうし、私もそうです。
MW2が好きだがグレネードランチャーにうんざり、という方には(マップの狭さを除けば)特にオススメ出来ると思います。
・総評として
キャンペーンはMW1、MW2に比べて粗が目立つ部分もあるが戦闘や場面展開がしっかりとしているので
最終作としてふさわしい出来になっている。MW1からプレイしている人ならニヤリとできる登場人物などが出てくるのも嬉しい。
1、2とプレイしてきたのならプレイしない理由はない。
逆にMWシリーズ新規の方などはキャンペーンをやってもストーリーの繋がりがよくわからず、楽しめない部分が出てくる。
BOと違って万人向けではない。
マルチプレイはグラフィックなどはMW2と大差ないが、キルストリークや爆発物、Perkなどに改良が施されている。
ただ、Dedicatedサーバーは用意されているにも関わらずランクマッチがP2P方式に劣化、マップが極端に狭いなど不満点もかなり。
以上、5点満点でキャンペーン4点、マルチプレイ3点ということで星3つ程度と致しました。
コール オブ デューティー 3
北米版をプレイしてみての感想ですが、とにかくグラフィックが抜群に綺麗で兵士のヘルメットの質感や装備の汚れ、戦闘服に泥がこびり付いているのが確認できるほど!COD2の二倍以上は綺麗になっています。しかし残念な点が二点あります、銃弾がプレイヤーの耳元をかすめる音や地面に銃弾が食い込むサウンドは若干前作よりも控えめになり、臨場感が少し半減したようにも思えます。あともう一点はオープニングやミッション間ムービーが飛ばせないことです、これはちょっとキツい。
しかしながら、グラフィックとしてはもう芸術の粋に達しているのではないでしょうか?このゲームはグラフィック目当てで購入しても絶対損はないと思います。
コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3 (吹き替え版)【CEROレーティング「Z」】
オンについては字幕版で多くの方が言うように、マップの構造と体力の低さが目立ち、オンが目的の方はブラックオプスの方が良いかと思います。 オフについては、字幕版で字幕が出ていなかった部分の内容が解ることが嬉しかったのですが、声の音量が小さく聞き取りにくかったです。日本語音声が聞きたく吹き替え版を購入したのにこれは残念でした。下に字幕は表示されますが、声優さんが本編の内容に会わせて訳を多少変えて喋っているところもありますので、聞き取りにくいというのはどうかと・・・ 演技力は文句無しでした。MW2でがっかりした方は期待できると思います。 結論としては、本編のストーリーは良い出来なので、オフが目的の方は購入の価値有りです。が、オンが目的の方はネットなどの情報をよく見てから検討したほうがいいと思います。
Xbox360やPS3のゲームでボイスチャットができる5.1chヘッドホンが欲しくて探していたところ、4Gamerで記事を見かけて(http://www.4gamer.net/games/024/G002426/20100315035/)購入しました。
今までは擬似5.1chタイプのヘッドホンMDR-DS7100を使用していて、映画などの雰囲気を楽しむ際には満足していたのですが、SF系映画とかXbox360やPS3のゲームでは音がぼやけた感じなので、音の輪郭がくっきり聞こえる精細度の高いヘッドホンを探していました。
今回購入したエモシオンが初めてのリアル5.1chヘッドホンですが、今までと大きく違う点が2つあります。
'@音の発生している方向が判りやすい!左右だけでなく前後や距離の認識。
'A今までぼやけてしか聞こえなかった音がはっきり聞こえました。こんな音が鳴ってたの?ッて感じです。
ゲームを遊ばれる方なら判りやすいのですが、例えばコールオブデューティー4モダンウォーフェア2では、敵の歩いている足音がどちらの方向から来ているのかが判りますし、離れたところで発砲された銃声の方向や距離が判ります。
友人とボイスチャットで会話しながら5.1chの臨場感を楽しめるのは今のところこのヘッドホンしかないのでは?
正直SFやアクション以外の映画などにはMDR-DS7100の方が纏まって聞こえたり、ワイアレスなので重いけどケーブルを気にせず歩き回れるので今後も使っていきます。
Xbox360やPS3にはエモシオンをつなぎ、ブルーレイレコーダーにはMDR-DS7100をつなぎっぱなしにして勿体無い病を回避しました。
擬似5.1chヘッドホンしか使った事が無い人や、ゲームメインで使いたいユーザーにはエモシオンお勧めします。