内容のほうは他のレヴュアーの方々が書かれてあるので触れませんが、
このダ○ソーなどの100均で売ってるようなペラペラフニャフニャのケースはなんなんでしょうか。
封を切りケースをパカっと開けたとたん、ブックレットの重みで180度開脚してしまいました。(苦笑)
閉じるとこれまたブックレットの重みで表面がへこんでしまうし。
まともなケース買ってきて入れ替えます(涙)
アイ・アム・オジー オジー・オズボーン自伝
内容は、オジーの幼少期〜現在までを語ったもので、400ページ強の重量感満点な本です。
中身は、難読症で苦労(当時はそんな病気が認定されておらず、かなり嫌な思いをした模様)した学生時代〜どんな仕事も長続きしない〜バンドメンバー募集のチラシで、偶然同じ学校にいたトニー、ギーザー、ビルと再会し、ブラックサバスの原型ができる〜突然大金持ちになりドラッグに染まりだす〜サバスをクビになる。
と大まかに、ここまでで本の半分の内容になっています。
後半は、シャロンがマネージャーになり、オーディションでランディローズと出会う〜ランディを失い、ドラッグと酒、一般薬を過剰に摂取し、コントロールできなくなる〜施設に入るも、結局直らず、挙句には体外離脱を体験し、ムショにまで入る〜オズボーンズで家族が放送され、一躍お茶の間の人気者に〜バイクでひっくり返り死にかける。
とおおざっぱにこんな流れです。(特に後半の殆どは、ドラッグ、酒、薬の話中心です)
これらの間にも、モトリークルーとの乱痴気騒ぎ、ボブディズリーとリーカスレイクに訴えられたこと、オジーの前妻の話、シャロンと父親との強烈な確執、コウモリ、鳩をかみちぎる話、鶏銃殺などが語られています。
ここまででお気付きだと思いますが、驚きなのは、ジェイク・E・リーとザックワイルドのことが殆ど書かれていません。ザックは一応刑務所でコンサートをやったとか、酔っ払って一緒にホテルの窓からテレビを放り投げたとか、最後に彼に謝辞も述べられていますが、ジェイクに関しては、1回名前が出てきただけで、しかも辞めた後という酷い扱いになっています。
オジーとシャロンが今だにジェイクを許していないのか、当時のオジーが完全にクスリ漬けで記憶が全然無いのか定かではありませんが、このへんのことをもっと知りたかった私としては残念としかいいようがありません。
あとがきに記されていますが、これだけ無茶苦茶やっているのに、健康体であるオジーを、アメリカの研究施設がDNAの研究をするとか・・確かにその価値はありそうです。
小さなことにクヨクヨ悩んでいる自分がなんとも愚かに思え、物事ってそんなに深刻に考えなくてもいいんだという、心の支えにもなる一冊でした。
バンド・スコア オジー・オズボーン/トリビュート~ランディーローズに捧ぐ【完全収載版】
まず、難しいです。CDとそのままのスコアなんでコアなファンの方にはたまらないでしょう。ランディ時代のオジーの代表曲ばかりでサバスの曲も二曲入ってます。今ランディが生きていればどんな進化したギターが聞けるかと思うと残念です。でもランディが輝いていた時代の曲をコピーして自分が輝きましょう。おすすめです。
これは以前ビデオ発売されていたもので、まさかのDVD復刻が嬉しいかぎりです。
しかも今見ると恥ずかしい字幕もそのまんまで・・でもどうせなら“暗闇にどっきり”の邦題も残して欲しかったですが・・
メンバーのコスチュームも今じゃ恥ずかしすぎるけど古きよき80年代が感じられおっさんおばさんファンには涙ものですね。
しかもフィルスーザンとジェイクの映像はおそらくDVDではこれしか拝めないのでこれも涙ものですね。
オジーも当時はクスリと酒着けで体ぶよぶよで目がいっちゃてますがそれがオジーらしくてまたいいですね〜。(今じゃロックしてる奴誰もいませんからね)楽曲は現在のオジーが全く演やらない“罪と罰”中心の選曲でそれも今じゃ貴重な映像です。
でも一番泣けるのは故・ランディカスティロのドラムソロです。
昔ビデオで見た時は腰フリドラムを見てふざけてると怒ってたものですが、故人となった今では見ていて涙がでてきます・・テクもあって魅せるドラムができる数少ないドラマー・・生きてたら今もオジーの後ろで叩いてたんだろな・・
ストーリー・オブ・ブラック・サバス~オジー・オズボーン・イヤーズ~ [VHS]
vol.1(1970-78)を購入するならvol.2(1980-92)も絶対!手に入れるべし、じっくりと腰を据えて…彼らの世界と歴史を堪能しましょう、クリップとライヴとインタビューをパスタのように絡めて、行けるものなら行ってみたい、触れられるものなら両手ですくい上げたい…古き良き[70'sHARDROCK]がディスプレイを汚染する、現在でも特異な人物[ozzy]の変貌を観察するだけでも十分に楽しめるはず。