頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)
こういう話し方、態度の人はこっけいだよ、という事例を集めている。体系的な整理ができているわけではなく、思いつくまま並べたように思える。事例の中に「根拠を言わずに決めつける」「ケチばかりつける」「少ない情報で決めつける」というのがあるが、この本の内容自身があてはまるのでは?と思ったりもした。
ただ、ナンシー関さんのようなひねりがあれば、一つのぼやき芸、おちょくり芸として成立するのかもしれない。
ブロークン・トレイル 遙かなる旅路(2枚組) [DVD]
銃が支配する1898年頃を背景に誇り高き老カウボーイの素晴らしき生き様を描く、2006年製作・『ウォルター・ヒル監督』の傑作西部劇。(:約3時間を越える大作。)
【カウボーイのプリント(主演:ロバート・デュバル)は、甥トムにオレゴン州からワイオイミング州へ馬を運ぶ仕事を持ちかけるが・・・・・・。】
北米大陸を横断するカナディアン・ロッキーの山中をロケ地に選んだ雄大な大自然を背景に、数百頭の群れをなす馬の移動は壮観でみどころと痛感するが・・・・。
旅の途中で出会う中国娘・襲いかかる強盗や賞金稼ぎを絡ませ誇り高き老カウボーイの悪に対する正義感と、危機一髪で登場する脇役のトム(主演:トーマス・ヘイデン・チャーチ)の活躍を描く展開は圧巻!
また、老カウボーイを軸に熱き人間ドラマを描く展開は壮絶!
(余談:牛を育てる4人のカウボーイの生き様を描く、ロバート・デュバル出演・【ワイルド・レンジ 最後の銃撃】(:DVD)がありますので、ご参考に・・・・・・。)
D&D アンダーダーク (ダンジョンズ&ドラゴンズサプリメント)
本書はフェイルーン最暗部の地理・環境・魔法・アンダーダーク原住の知的種族とモンスターに関する素晴らしい情報を提供してくれる。
また、メンゾベランザンをはじめとした主要アンダーダーク都市の詳細と最新の事件の記述も記されている。
新しい種族、特技、上級クラス、呪文、新しい鎧、魔法のアイテム。いずれもDMとプレイヤーに素晴らしい選択肢を提供してくれるだろう。
ただ、本書の内容はフォーゴトン・レルム色が強いため、フォーゴトン・レルム以外のキャンペーンで使用するにはいくつかの変更および選択の必要を感じる。
またアンダーダークに限定した内容のため、キャンペーンでの汎用性は高くない。
それでも、ワールドガイドであまり語られることのなかったアンダーダークの詳細を知る事でアンダーダークを舞台にしたキャンペーン展開の助けになることは確かである。
巻末にフェイルーンのワールドマップとアンダーダーク・マップの比較図があることが嬉しい。