絵日記と紙芝居~村下孝蔵トリビュートアルバム~
故村下孝蔵さんの生前からのファンとして、村下さんへのリスペクトをこめて歌ってくれた本編のアーティストに心から感謝したいと思う。
が、正直言って、このトリビュート・アルバムの中には、村下さんの歌世界とは異質なものを感じる曲がいくつかあった。
個性豊かなアーティストが競演するトリビュート・アルバムだけに、聴く人によって評価が大きく変わるのは致し方ないのかも知れない。
でも、残念だけど、村下さんの魅力を誰かに伝えたいと思ったとき、私はこのアルバムは推薦しないだろう。
私は、村下さんの魅力は、日本的情趣にあふれた歌詞、わかりやすいメロディーと超絶テクニックのギターという印象を持っていたが、村下さんの歌世界には彼のヴォーカルが重要な要素だったということを、このアルバムを聴いて、改めて気づかされたような気がする。
ARIA(11) (BLADE COMICS)
どのお話も、新たな発見と相変わらずのふわっとした幸せが詰まっていて、
その世界にすんなり溶け込めるようなシナリオと描写は
天野こずえさんの実力がキラキラと光っています。
灯里が素敵を見つける天才なのは、作者さんがそうだからなのでは?
この世界観は本当、大好きです。
ラストのお話で「あっ、このルートは・・・!」と気付いて、
密かに登場人物と一緒に「がんばれ!」と思った人は私だけじゃないハズ。
謳声を聴けないのがコミックでの残念なところですが、
アニメもまた始まるらしいしそちらも楽しみ♪
AQUA 1 (BLADE COMICS)
私はアニメでARIAと言う漫画を知ってつい先日ARIAの前作AQUAを買いました。
アニメから入った私には、当然アニメのイメージしかなく
実際漫画を読んだときはいろいろ驚きました。
まず、灯里ちゃんの髪型、もう一つはアリア社長の大きさです。
でも回を増すごとに髪形もアリア社長の大きさも安定していきます。
アニメから入った人には、そこが気になるところかも知れません。
風になびく服や髪の"ふんわり"とした感じは、たまりません。
白黒の世界で、いろいろな濃さのトーンを使い分けていて、
水や雲を表現するのも上手な作家さんです。
人によっては「癒し」と感じたり
「中身が薄い」「物足りない」と感じられる作品かもしれません。
でも、私としては十分優しくて、癒しとして感じます。
コミックブレイドドラマCDシリーズ「ARIA」第1巻
声優さんたちの巧みな演技と、バックで流れているミュージックのせいでしょうか。
コミックスと同様な雰囲気が醸し出されていて、聞いているだけで心の底から癒されます。
それぞれのキャラのイメージに、各声優さんたちの声がぴったりとマッチしていて、
聞いていて違和感も感じなかったです。声優陣+天野先生のパワーはすごいですね。
はやくも二巻が楽しみです♪