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「家政婦のミタ」Blu-ray BOX
あれほどの視聴率を叩き出した作品が何故、これほどまでに評価が低いの!?
え〜って感じです。
日本人特有の売れるもの、人気のあるものは認めたくない、田舎もんと思われるんじゃないか的な、カッコ悪いって思ってるのかなぁ?
私は第一話から毎週、楽しみに観ていました。ミタさんの不思議な魅力に、すっかりハマった一人です。
ところで、今頃になって気付いたのですが、ストーリー的に不思議だったのは(ドラマなんだから、無理矢理な設定もあり…とも思いますが)結城うららちゃんだけど(相武紗季)が姉(凪子さん)が悲惨な結果になったにもにも関わらず悲しむ様子もなく、すぐに義理の兄(長谷川博巳)に恋してるとこは、なんでって!?
ドラマで、おかしな所を突っ込んでたらキリがないけどね。
そして、ドラマはヒット作を狙って製作しても、なかなか思い通りにはいかない(音楽では稀にヒットを狙ってヒットするケースはあるのだが)
しかし、いくら考えても、ここまでの視聴率が出るとは予想もつかなかった。
制作費も、ほとんどかかってないだろうし(モデルハウスの中でのシーンが多かったしね)
理由は、きっと難しい事ではなく、やはり日本にとって、2011年という特別な年が生み出したヒット作だと思うのです。
あとは、最後の最後まで、ミタさんは、ミタさんの不思議な謎めいた存在でよかったのでは(あまり詮索しないで)…とも思ったりもするけど
まぁ細かい設定に、こだわるのはやめて、素直に楽しかった、面白かったでいいんじゃないですか!?
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ダ・ヴィンチ 2012年 06月号 [雑誌]
ひさびさに手に取りました。
ジャケットのあらゆる部分に惹かれて。
堺さんの本好きは今までにインタビューに書かれていたので不思議はないんですが、
手に持っている図鑑が!!!昆虫!!!吃驚しました!!!
これで白いジャケット着ていたら理科教師ですわー。
中身の記事の見出しと記事が、衝動買いに走らせました。
「同性チームの幸福!」ということで、男同士、女同士がメインの作品を紹介。
載っていたマンガ「お慕い申し上げます」を衝動買い。
お坊様がキャラクタらしい。「女は悪だ」という積極的な帯つき。
以前友人にすすめられて読んだ花ゆめコミックス「青春攻略本」はなかったのでちょっと残念。
女同士編では、昔、母が持っていた花ゆめコミックス「メープル戦記」が。
女子のみの野球チーム発足という全3巻。そのチームが男子チームと混ざって戦っていくお話。
最下位からまさかの優勝をかっさらっていくまで、女の底力を見せてくれる漫画でした。
この雑誌をはじめて買ったのは学生時代でした。
そのときのジャケットタイトルが「ライトノベル読者はバカなのか?」!!!即買いです。怒りながら(笑)
ちょうどマンガ「NANA」が流行っていたころでした。
これからも惹かれるジャケットを待ってます。
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NHKドラマ10 セカンドバージン [DVD]
40歳を超えてもなお美しさを保っている印象の京香さん。ドラマの中では、あるときはばっちりメイク。あるときは化粧を可能な限り落とし、リアルな40代を好演していました。ドラマの展開には、時間に限りもあるし、NHKということもあり多少無理があったかなという気もしましたが、でもなんだかんだ思いながらも欠かさず見ることができたのは、やはり「おもしろい」のだと思います。年下の男性との恋愛もありなのかなと初めて思わせてくれたドラマでした。
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「セカンドバージン」 オフィシャルビジュアルブック (TOKYO NEWS MOOK 248号)
私はドラマを見ずに映画を見て、その後ドラマをDVDレンタルして見てまた映画を見に行った程この作品のファンです。
とにかく写真が綺麗で映画館で見たときの切なさや感動が蘇ってきます。
某映画レビューや巷ではかなり酷評だったこの映画ですが、監督の黒崎博さんや脚本の大石静さんがどういう風な映画にしたかったのかがよくわかりました。
そしてとても納得しました。
この映画がよかったと思った方にはお値段は張りますが是非とも見てほしいです。
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セカンドバージン スペシャル・エディション [DVD]
恋愛ものにはさほど興味はないが、つきあいで見た。
10も20も年下の男との恋愛、というのが最近の大人の女性の間で流行っているらしい。
恋愛もある意味、等価交換の法則で成り立っている。地位と財力のあるオヤジと若くて美貌の娘の組み合わせはむかしからだが、女性の社会進出がすすんで、男女の立場の逆転があっても不思議ではない。
さて、では熟年の女が20も年下の男に求めるものはなにか。
それはやはり、カラダ、である。
男はスキャンダルでエリートの地位を失い、女の家で悶々とした日々を送る。男は荒れ、二人の間は徐々にギクシャクとしていく。本編中のモノローグで、男はいう。
「そのころ、カラダでつながっているだけだった」
一方、女はいう。
「言い争っていても、カラダですべてがわかりあえていた」
と。このすれ違いはとてつもなく大きい。
ロゴスの男と、エロスの女。ここが本作のテーマだ。
男の妻が女に向かっていう、エッチがしたかっただけでしょ、と。これも核心である。身も蓋もないが。
仮に相手が年齢的に釣り合う男だったら、衰えていく女の肉の部分への執着というか、そこのところが浮かび上がらないから、相手が若い男であるというのがやはり、設定上の重要なポイントである。年を取っても女でありたい、といってしまえばそれまでだが、生と性の密着感は、男よりもずっと女のほうが強いのかもしれない。
それにしても鈴木京香、43にはとても見えない。もっとずっと年上、50前後の熟女の妖艶さ、である。そんなこと言われても嬉しくはないだろうけど。