フェノミナン【字幕版】 [VHS]
ジョン・トラボルタ主演のスピリチュアルな作品。クラプトンの主題歌が大ヒットしたから記憶にある人もいると思います。ある日、謎の光を浴びてから頭脳明晰になったばかりか念動力まで手に入れてしまうトラボルタ。この辺までで彼の不思議なパワーとキーラ・セジウィックらが織り成すファンタジックな作品かな?と思って観ていると話は意外な方向へ。まさかパワーの正体がそんな理由だったなんて!!。で、シリアスな展開をしてゆくけど周囲の連中の対応がいまいち納得できない気も。唯一セジウィックの息子役の少年の態度が普通だと思うけどな・・。人生観まで説いてしまうヒューマニティーなラストです。
どきどきフェノメノン―A phenomenon among students (カドカワ・エンタテインメント)
森先生には珍しい(というか初?)の恋愛コメディです。
とにかく登場人物が個性的ですごく魅力的です。主人公佳那のぶっ飛んだ妄想壁もかわいらしくて笑えます。知的なボケがかなりマッチしてます。
森先生の作品は少し癖が強く、読みにくさを感じる人も多少はいると思いますが、この作品は微塵も感じませんでした。でもさすが森先生。物語全体の構成はかなりの凝りよう。伏線バリバリ張り巡らしてあり、読み手のどきどき感もちゃんと押えてあります。
ただ、登場人物の感情に傾倒してしまい、今、どこで、どうなっているのかという場面が想像しにくかった気がします。主人公の目線で全て見ているので仕方ないのかもしれませんが、例えば情景描写をもう少し入れて欲しかった気がします。
しかし、かなり面白い作品でした。読んで損は無いと思います。
Phenomenon
初期の頃のUFOのサウンドと比較すると、明らかに「マイケル・シェンカー」加入の影響がサウンドに現れていると思います。(もちろん、いい意味で)名曲3「Doctor Doctor」が1974年作と意外と古いことには少し驚きました。
このアルバムの中では5「Rock Bottom」も聴き応えがあります。
アルバム全体は所々激しさのあるものの、静かに流麗に流れていく、そんな感じのアルバムです。
ここから「UFO」の黄金期が始まります。
アルバムジャケットは「ヒプノシス」。
Phenomenon
よく巷では、マイケルのギターがもてはやされます。
よーく聞くとピート・ウエイのベースが最高なんですよね。
モトリークルーのニッキーも好きな影響を受けたベーシスト
と言ってます。これと後の2作がとても素晴らしい。