戦国武将シルク扇子 織田信長 -戦国の覇者-
信長の短い生涯を象徴するような「敦盛」の一節。あまりにも有名ですが。このデザインを見ながら、風をうけていると、50才になろうとしている自分を激励してくれているようで、暑い夏を乗り切れそうです。
戦国天使ジブリール ビジュアルファンブック (TECHGIAN STYLE)
結論から言えば可もなく不可もなくといった感じの内容です。
空中幼彩氏の先輩ジブリールの温泉っぽいピンナップにイラストが数ページ。
キャラ紹介から各キャラのゲーム中のシーンのダイジェスト。
最後のほうに開発にかかわった人のインタビュー。
ありふれたビジュアルファンブックの作りです。
ファンブックオリジナルのイラストもなさそう。
内容的には定番物をおさえているのでこの作品が好きなら買うべきでしょう。
へうげもの(1) (モーニングKC (1487))
戦国時代から江戸時代にかけて実在した茶人・古田織部を主人公に、
「お茶」や「美」という視点から歴史を観た素晴らしい漫画。
物語は織田信長が活躍する時代からスタートするので、そういった時代の話が
好きな人は新しい視点を持って歴史を楽しむことができるのではないだろうか。
かく言う評者もただ単に歴史が好きなだけで、実はお茶のことなど全くわからなかったのだが、この漫画を読むことによって興味を持つことができるようになったし、ただの娯楽を超えて茶人や名品とされる茶器がどれほどまでにこの時代の政局に影響を与えていたのかわかった。
絵は人によって好みが分かれるかもしれないが(評者も初めは嫌いだった)、内容にピッタリマッチしていて、初めは気に入らなくてもストーリーが進むにつれて好きになってくる人も多いはず。たとえ最悪絵が嫌いでも楽しめるぐらいの間違い作品だと思われるのでご安心を。
面白い上に、お茶の世界を知るのにうってつけでもある。
こんな漫画を、オススメしないわけにはいかない。