ゲゲゲの女房
私も本屋さんで、立ち読みした派ですが、朝ドラの“ゲゲゲ”は必ず見てます。
ドラマは脚色してるけど、実際の奥様の人となりは感じます。
しかし、水木さんに『お母ちゃんは生きてるだけで、スゴイ』と言わせた方です。
ちなみに、現在、水木プロにはドラマの“ゲゲゲ”の放送時間が書かれた張り紙が垂れ下がっています。(確か、水木さんの直筆です!)
アニメ・マンガで地域振興
具体的な事例から著作権の取り扱いまで実に親切。アニメツーリズムを実際に考えている人間はもちろんだがアニメを考える上でも欠かせない一冊である。
著者の丁寧さが覗えるのは、作品への尊敬の念を再三に渡り説いていること。これは結構大切。お金も大事だがコンテンツ制作者が一番欲しいのは評価だったりする(一旦つくったら興味がなくなる人もいるが、大概は子どものようなものと思うので)。従って内容的な無理解(と言うか愛情がないこと)に対しては敏感である(それが金銭的評価の低さに繋がったりもするのだが)。
この本読んでその通りにやるとアニメ、マンガによる街興しが多分出来るであろう。もちろん、火の玉のような情熱(最初は周囲から迷惑がられるであろうが)を前提としてのことであるが、この分野にはまだまだ手つかずの部分があるのではないだろうか。
ゲゲゲの鬼太郎 スタンダード・エディション [DVD]
製作スタッフの勇気を讃えたいと思います。これだけの大人気の作品ですから、ちょっとしたイメージの違いなどがあれば批判されることは十分覚悟していたのではないでしょうか。ましてや実写版ですからリスクは大きかったと思います。正直、見るまでは心配していましたが、あぁ、良かった、といった心境です。観る人も拘りはありますが、作る側も拘って作っていることが伝わってまいりました。CG技術というのは、アニメでしか難しかったことでも可能にしてくれる魔法のような技術だと思いましたよ。水木さんは、この世は人間だけの棲家ではなく、妖怪たち人間の目に見えないものたちも一緒に暮らしてるんだよ、ということをゲゲゲの鬼太郎に込めておられると受け止めています。そこのところは、かなり工夫して醸し出しているように思えました。それは鬼太郎や人間側の登場人物のやりとりからそう感じたのですが。原作を尊び、丁寧におつくりになっていると思います。猫娘の田中麗菜さんがとっても可愛いです。お楽しみに。