AKB48 よっしゃぁ~行くぞぉ~!in 西武ドーム ダイジェスト盤 [DVD]
ダイジェスト盤は一通りの内容を見れるのでいいです。
しかしもっと見たいなぁと思う方もいるかもしれません。
お金があればスペシャルBOXを。
AKB1/48 アイドルと恋したら… 初回限定生産版 一度しか生産しません!オークション出品不可BOX
PSPだからしょうがないだろうけど
ちょっとゲームとしては物足りない感じ
一回クリアしたらまた同じ事の繰り返し
アルバムをコンプするやり込み要素はあるが
根気ないとコンプは難しい
それでもそれなりに楽しめるソフトです。
AKBファンなら買ってみてはいかがでしょうか?
AKB48 マジすか学園2 DVD-BOX(5枚組)
なんか今回は評価が悪い方が多いようですが、1も面白かったですし今回も自分的には充分楽しめました。
他の方のレビューを拝見しますと 優子が3つ子の設定がおかしいとか高橋みなみが別役で出てるとか色々おかしいと書いてる方が多いように思えますが、
このマジすか学園というドラマはそういうツッコミどころが持ち味のドラマだと思います。
ボケに対してマジメに返してちゃ冷めますよ。
優子の3つ子設定は例えばドラゴンボールで出て来たムラサキ曹長が「実は5つ子ちゃんだったのだ〜!」というオチと同じと考えましょう。
そういうマンガのようなボケ要素が満載なのがマジすか学園なんです。
現実的に考えたらダメです。フィクションはありえない事が起こるから面白い。
ちなみに、主役がほとんど出ないと言われてますが、今回の主役は前田ではなくセンターとネズミですよ(メイキング後半参照)
オープニング等で主役のように出てますし最後も良いとこ持って行くので前田が主役にみえますけどね・・・。
その他は、バトルシーンでは今回は前作のようなタイマンで倒していくのではなく1人vs複数や2人vs大勢といった闘いがほとんどで負けるのをわかってるけど仲間の為に1人で乗り込んで・・・という今回は友情がひとつのテーマと言えますね。
敵の矢場久根はこれといって強いキャラがいなく、人数と武器で勝つという感じでバトルは確かに物足りなさはありました。
もう少し新しい強い敵が出て来てタイマン張ってほしかったですね。
あとは新キャラの「おたべ」がもっと闘ってほしかったのと ラストの終わり方はスカされた感じでしたね。
でも、全体的にはそれでもけっこう感動して泣けるシーンもあったし笑えるシーンもあったし考えさせられる部分もあって
笑いあり涙ありでマジすか学園らしくて面白かったです。個人的にシブヤの舎弟「ダンス」が今回良いキャラ出てて笑いましたw
そしてもしこのドラマに次作があるなら、今度は続編ではなく過去のエピソ−ドが見たいですね。
優子が元気だった頃 前らっぱっぱがどうやって結成されてマジ女のテッペンを取ったのかや 前田とみなみコンビの転校前の学校でのストーリーも興味があります。
次作が出ることを期待してます。
クイック・ジャパン100
『QuickJapan(クイック・ジャパン)』(太田出版)はサブカルチャー系雑誌である。記念すべき第100号は大きく4本の特集を組む。
第一に2012年4月放送開始のアニメ『AKB0048』(エーケービー・ゼロゼロフォーティエイト)の特集である。人気アイドルグループAKB48の派生作品であるが、単なるアイドルの人気便乗作品ではない。近未来の宇宙を舞台とするSF作品である。芸能活動が非合法化された世界で、非合法的に公演を行うアイドルAKB0048の活躍を描く。
AKB48と言えばマスメディアの作出するブームに乗っかったトップアイドルである。握手権などのシステムはAKB商法と批判され、商業主義の権化のように見られている。特に脱原発ソング「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」を発表して社会的発言を深めるアイドルグループ・制服向上委員会と対比する形で、体制寄りのメジャーな存在としてAKB48が槍玉に挙げられる。
しかし、そのようなAKB48理解は一面的である。もともとAKB48は秋葉原というローカル劇場で公演を繰り返していたグループである。マスメディアに露出して売るという商業主義的路線の対極に位置する。そのようなAKB48の反メジャー的な精神を『AKB0048』は設定で上手に昇華させている。記事でも『AKB0048』の作り手がAKB48の本質をつかんでいることが理解できる。
当然のことながら、『AKB0048』にはAKB48とは異なる設定がある。記事で注目された相違設定の一つに襲名制がある。前田敦子や大島優子のような現在の人気メンバーの名前が歌舞伎役者の名跡のように襲名されている。たとえば11代目板野友美や8代目小嶋陽菜という形である。
AKB48はモーニング娘。と同じくメンバーが入れ替わるユニットと認識されているが、初期メンバーが全員卒業しているモーニング娘。とは異なり、未だ代替わりをしていない。神7に代表される初期メンバーが現在でも人気の中心である。芸能プロダクション的には個人に依存せずに売れる仕組みを作りたいと考えているだろうが、AKB48は個人の才能に依存している。襲名制という考え方はAKB48の人気持続のヒントになり得る。
第二の特集は「あなたと未来を変えるキーパーソン20」である。映画監督、作家、ミュージシャン、芸人について各々5人をピックアップする。選考者も気鋭の存在であり、尖がった選び方がされている。面白かった内容は「入江悠が選ぶあなたと未来を変える映画監督5人」である。家賃を平気で滞納しているという映画監督を、変人ぶりを示すエピソードとして肯定的に評価する(93頁)。
一方で日本では僅か一日の家賃滞納で高額な違約金を請求し、追い出し屋に豹変するゼロゼロ物件業者もいる。入江氏も「賃貸&生活費などの現状維持が厳しくなった」(89頁)と書いているように気鋭のクリエイターを取り巻く経済的状況は厳しい。ゼロゼロ物件などの貧困ビジネスは文化の破壊者でもあると実感する。
第三の特集は「テレビ・オブ・ザ・イヤー2011」である。現役放送作家9名の対談で面白いバラエティ番組を選ぶ。満場一致で大賞を受賞した番組は対決物であるが、敗者へのフォローをしっかりしている点が評価された(64頁)。番組プロデューサーへのインタビューでも「素人ナンバーワン決定戦にしちゃうと、少なからず傷つける人が出てくる」とし、両者のプライドを守ることを重視したとする。勝負は番組が勝手に決めたルールで対戦した結果であり、絶対的な勝敗ではないとの意味が込められている(72頁)。
第四の特集は高城れに(ももいろクローバーZ)へのインタビューである。ももいろクローバーZはアクロバティックなパフォーマンスで通常のアイドルと一線を画した存在として注目されるが、もともと高城さんはモーニング娘。の久住小春に憧れていたという(132頁)。
モーニング娘。もデビュー当時はテレビ東京のオーディション番組の落選組を集めて結成され、B級感漂うグループであった。『LOVEマシーン』などのヒット後もアイドルとして偶像化されるよりも、面白さを持った存在として人気を誇った。そのモー娘。が正統派アイドルとして対比される存在になっていることに時代の移り変わりを実感する。
インタビューでは遅刻をしないことやレッスンに誰よりも早く行くことなど高城さんの努力も語られている(133頁)。このような小さな積み重ねはモーニング娘。やAKB48とも共通する。異色のアイドルとして注目される「ももクロ」であるが、根っこのところではつながっている。