ROBOCODE BIBLE 最強ロボットへの道
ロボコードにおけるロボット作成の手順と様々なデータがわかりやすくまとめられた一冊。ロボットにやらせたい機能ごとに章立てされており非常に読みやすい構成。実際のロボットの解説&プログラムがついているので、購入したその日から自分のロボットと戦わせたり、プログラムを参考にしたりできる。ロボコードは海外が主流なため英語の文献がほとんどで、解説が日本語になっている本書は有り難い。
ただ、ゲーム好きを対象に書いているためかJAVA自体に対する解説が不十分なため、 JAVA初心者ならJAVAの入門書と一緒に購入することを強くおすすめする。
日本アイ・ビー・エム プリファード・プロ フルサイズ USBキーボード 42C0120
以前使っていたThinkcenter s50に付属していたキーボードが気に入って、その後、本体を他のメーカのものに買い換えた後も使用していたのですが、さすがに、毎日、5年も使うと、いくつかのキーが入力を受け付けなくなってしまいました。
そこでいろいろと他のメーカーのものもふくめて、キーボードを物色していたのですが、キー配列が気にくわなかったり、タッチが気にくわなかったり、これは、と思うと値段がとんでもなかったりで、なかなかいいものに出会えませんでした。
この製品は、同じIBM製で、値段も手頃だったので購入してみました。
s50に付属のキーボードと比べると、接続がUSBになっていること、Windowsキーにくぼみがあること、スペースキーがやや小さい?というぐらいで、キー配列などはほとんど一緒で取り替えてみてもほとんど違和感はありませんでした。
肝腎のキータッチですが、正直にいうと、s50付属のものよりも、かなり軽いタッチで、ストロークが浅い、(安っぽい)、という印象でした。
個人的には、もう少しかっちりとした感じがよくて、前のキーボードと同じ打ち心地を期待していただけに、ちょっと期待はずれでした。
全体としては、キー配列やキーピッチに問題はなく、取り外し可能なパームレストも付属しますし、USBケーブルも2mと十分な長さがあり、値段の割には、まずまずしっかり作られていると思います。後は、キータッチが気に入るかですが、s50に付属していたものとに近いと言うよりは、むしろ、マイクロソフトのものやDELLのものなどに近いよくある打鍵感だと言っておきます。
しばらくは、これを使うつもりですが、さらによいキーボードが無いかもう少し探してみようと思います。
仕事で永らくIBMのIntellistationを使っていたのですが、
安いという会社の都合で、DE○○のPCに替えられてしまいました。
DE○○のキータッチにイライラして、いろいろとキーボードを試しましたが
結局、これに落ち着きました。
パームレストの形状しかり、押し戻してくれるようなキータッチしかり
文句のつけようがありません。
これからも、PCは替われどキーボードはIBMでいきます。
Lenovo ThinkPlus プリファード 109キーボード(黒) [31P7433]
高価なキーボードと比べなければ申し分ない。
キータッチも剛性も重量も傾斜も上出来。
パームレストが取り付けられた写真を見ると大きくみえるが、取り外せば一番手前のキーから4cm弱までになる。ホドホドの大きさでムダのないデザイン。
価格もリーズナブル。
一言で言えば『必要充分』。
IBM お客様の成功に全力を尽くす経営
巨額の赤字を抱えたハードメーカーのIBMが「ソリューションプロバイダー」への変革を果たした壮大なストーリー。
実際のIBM幹部が執筆していて、トップマネジメント、営業、サービス等各々異なる目線で書かれているところが興味深い。
ベースにある改革は、トップ自らが起こした「共通の価値観」とか「企業風土」といった非常に目に見えづらく漠然としたものへの改革とこれまでの成功への否定。具体的には、パルミサーノ会長がイントラネットで全社員に向けてvalues jamというセッションを行うのだが、IBMの価値観とは何か?といった本質的な問題を提起しものすごい数の書き込みで肯定も否定もありまたIBMという会社を生まれ変わらせた。またこのようなITツールを使った改革というところがIBMらしい。
顧客志向といっても、組織の在り方、人的資源、ITシステム、製品、サービスそれからプライシング等全ての面で一貫して提供できるものでないと機能しないし、CSを実践するにも人の意識や力量に左右されるから限界がある。そんなことを考えると、「価値観の共有」で良いことも悪いこともすべて吐き出させたステップは必要不可欠だったはずだし、この本を通じてそういうプロセスとかサービス戦略とかコンサルビジネスの在り方について興味をもった。
個別の施策に出てくるバリュープライシングという価格戦略の考え方は非常に面白く、提供したサービスの価値や目標設定への達成度合いなどによって価格が決まるというもの。また予算というのもそもそも大量販売のためのツールで、CSに制限を課してしまうため、どんどんKPIといった指標にシフトしている点もうなずける。
本というのは自分で経験したことがない世界を知ることができるのが本当にすごいし、特に今危機的状況にあるからこそこういう経験も財産として活かしていけたらと勇気をもらえた。