東京湾炎上 [VHS]
なんだかアチコチの映画批評サイトでバカにされておりますが。オレはコレ何十年か前にテレビで見た時「コレは凄い!」と興奮する程面白かったんだけど・・・
今のアクション映画って全部「ダイハード」になってるでしょ、でも「東京湾炎上」ってダイハードより13年も前に作られてるんですよ。
今みるとやっぱしショボいんかもしれないけれど、テロリストとの息詰まる攻防とか今やってる「亡国のイージス」見てて思い出したよ。是非見直してみたいですね。
コンビナートの爆破映像を映画の特撮シーンで誤魔化そうとするのが笑えると言いますけど、このアイデア浸透だと思ったんだけどなぁ・・・藤岡弘さん熱いし。
首都高 東京湾ぐるっと一周 [DVD]
この手の車載映像のDVDは初めて買いました。 幹線住民でよく知ってるルートなので楽しめました。2倍速っていうので、早送りっぽい映像だったらやだなあと思ったのですが、そうでもなかったのでよかった。 ボーッと観てると楽しい。一周40分があっという間。映像に飽きても、たまに取り出してまた観たくなる。そんなDVDになりそうです。
東京湾の魚類
この本は魚類図鑑であると同時に、東京そのものの本でもある。いま、東京を地形から見直す動きが書籍の世界でも始まっている。たとえば、東京の川を流域を思考する。そして川がつくった谷をスリバチを歩いて楽しむ。そんな川の流れ着く先は? 海です。
東京の川を散歩し、東京のスリバチ地形を堪能したら、その先の海に潜る。
そこでこの本。凡百の図鑑とは訳が違う。
東京湾に住まうあらゆる魚の生態をひもとき、魚のプロフィールを読み解くことで、東京湾というきわめて特殊な海のかたちを知ることができる。
ご存知ですか。東京湾ってもともと巨大な「河口」なんです。
今は霞ヶ浦につけかえられた(徳川の偉業ですね)古利根川は、かつて東京湾に注ぎこんでいた。
歴史を2万年さかのぼると、最終氷河期にはなんと海面が100メートルも下がっていた。
東京湾はそんな氷河期時代に古利根川によって削られてできた巨大な渓谷。
そして三浦半島と房総半島の間が、氷河期時代の河口。
そこから流れ出た川の水は、一気に1000メートルも落ち込んだ、深い深い相模湾と太平洋の接した海溝へと。
こうした歴史を経ているからこそ、
東京湾は、わずか数十キロの範囲に、
遠浅の泥干潟から、外界に面した珊瑚がついた岩礁から、深海魚があやしくうごめく深い海を共有する、
世にも多様な海となったわけです。
海から眺めた東京は、実は世界屈指の自然の宝庫。
その事実を、多様な魚たちの紳士録であるこの図鑑から知れるのでした。
また、「アマモ場が稚魚にとって安全な場所とは限らない」
「ボラが食べていたのは泥じゃなくて珪藻」
など新しい知見を盛り込んだエッセイも秀逸。
ま、とにかく図鑑マニアはすぐ買おう。
ogaogaの東京湾クルージングガイド
東京湾は、船の往来も多く、また小型のプレジャ−ボ−トは立ち入れない航路や、急な浅瀬があったりなど、結構神経を使う所である。本書は、簡単な海図と写真とで、楽しむポイント、気をつけるべきポイントを解説している。ボ−トで繰り出す前にさっと目を通しておきたい本である。