Timeline
ジャズ系音楽で僕が買うCDは、好きなロック音楽と縁がある、あるいは、似ている、のどちらかです。このレビューもそういう立場で書くので、本当のジャズファンの方々、ご容赦を。
Bのジミー・ヘイスリップが、ジノ・ヴァネリの傑作「Bruthe to Brothe」(’78年)のタイトル曲に参加してロックファンに広く知られるようになり、僕もYellowjacketsのデビューLPを良く聞きました。そして、本当に久しぶりに接した彼らは、とても“粋”です。楽曲の骨格を構成する、親しみやすいけれど演奏は難しいリフアンサンブルをいとも簡単にやってのけますが、そのあまりの何気なさと懐の深い印象の音楽性が、先ほどの言葉を自分に選ばせたのでしょう。
70年代後半から80年代前半のフュージョン系ロック、スティーリー・ダン「Aja」「Gaucho」のような音楽が好きなら、絶対オススメです。余計なオーバーダブなど受け付けない見事なコードプログレッションには拍手喝采だし、3「Rosemary」のような包容力のある美しい曲には聞き惚れます。5「Magnolia」では、’79年にコラボした(と、インナーにある彼らの“歴史、年一行”記述にあり)ロベン・フォードが共演、イカしたGワークが聴けます。
Handel's Messiah: Soulful Celebration
まさに、アメリカブラックミュージックに燦然と輝く?逸品。
クラシックが好きで、その後ラップ、R&B、
今はゴスペルに燃えている私からすれば、涙もの。
それらがすべて凝縮されています。是非一度聞いてみてください。
The Paris Concert [DVD]
おそらくYJ初のBD版リリースということで、とても期待して注文しました。
発売日より2週間待ち、早速視聴しましたが、演奏と画質のクオリティは最高で鳥肌ものです。
私の大好きなCape Townのライブ演奏も、素晴らしいの一言につきます。
ただ、惜しむらくは音質がなんかおかしい・・、サックスの音が割れていて心地よくない、ピアノ、ドラムは本当に若干こもった感じになっているなど、録音のクオリティには疑問符をつけざるを得ません。
これはライブハウスの機材、技術の問題なのかも知れませんが、、
演奏は文句なしに☆5つなのですが、、この点差し引いて☆4つとしました。