ナウズ・ザ・タイム+1
パーカーが難しくて聴けない、解らないといわれる評論家、ジャズ愛好家がいらっしゃりますが言葉ではなくアルトサックスの即効演奏でこれほど感情豊かで広がりがあり説得のあるプレイのできるプレーヤーは現在いないのではないでしょうか?1曲にいくつものテイクを残しそれが全て表現やプレイが違うことがパーカーの最高の魅力だと思います。パーカーのダイヤルにおける録音、このアルバムのようにバーブにおけるもの、全てが最高の演奏であるとともに感動させることの難しさや想像もつかない苦しみをバードは身をもって教えてくれました。売れる、売れないより自分の表現を自由奔放にプレイしいってしまったバード・・・ダイヤル録音などもあわせて聴いてほしいです。
Good Days~love Oldies~
音楽好きの父親が聴いていたソノシートの中に、このCDに収められている「ワン・ボーイ」と「バイ・バイ・バーディ」がありました。ソノシートですから音質も良くなくて、電蓄で聴いていたものですから、もごもごしていましたが、とても好きな曲でした。きっと洋楽の中で最初に覚えたヒット曲なのでしょう。
この2曲を聴きたくて、ずっと探していました。今日、偶然CDショップにこれが置いてあったのですぐに買いました。今、とても満ち足りて、幸せな気分に浸っています。
この2枚組みのCDには、懐かしい曲の数々が収められています。
コニー・フランシスの歌う「ボーイ・ハント」の歌声とサウンドが、60年代特有の3連符のリズムとバックコーラスを伴ってとても雰囲気良く聞こえてきます。
デビー・レイノルズの「タミー」も良い曲ですね。以前「グローイング・アップ」というオールディーズをふんだんに盛り込んだ映画の中でこれを聴いた時は、飛びあがるくらい嬉しかったものです。60年代のバラードの隠れた名曲といえますね。
「エンド・オブ・ザ・ワールド」は、ブレンダ・リーの歌でよく覚えていますが、スキーター・デイヴィスという人の歌唱がオリジナルなのですね。少し拙い所が味となっています。日本でもヒットした曲です。
シルヴィ・バルタンが歌う「アイドルを探せ」は、今もCM等に使われていますので、皆さん良くご存知ですね。フランス語がとてもオシャレに聞こえます。
映画『ゴースト』で使用されていた「アンチェインド・メロディ」も良いですね。懐かしさが音楽中に一杯詰まっています。
その他、その曲にまつわる思い出を一つ一つ書いても書ききれないくらいです。60年代オールディーズの名曲の数々が50曲も収録されています。当時を知らない若い世代の方も是非聴いてください。どれも、きっと感動すると思います。
オリジナル・サウンドトラック オーシャンズ11
どの楽曲も素敵です。
アシッドジャズ、スムースジャズ好きな人ならなおさらでは?
セリフが入ってるのでどのシーンの曲かってすぐ分かるのも好きかも。
ドライブの時によく聞いてます
アマゾンの封印―探検家フォーセット大佐 “インディ・ジョーンズ”真実の物語
20世紀初頭、一人のイギリス人がブラジルのジャングルに消えた。彼の消息を探った者たちも次々と行方不明になっていく。男の名はパーシー・フォーセット。英国軍人として活躍した彼を魅了した神秘の都市Zとは何だったのか?探検記、冒険小説が好きな人は必読。
クリフォード・ブラウン・メモリアル・アルバム+5
まずジャケットに5つ星を進呈したい。〈ブルーノートの顔〉を激写したフランシス・ウルフの名ショットをあしらったレトロ調デザイン。ジャズをビジュアリーに聴かせてしまうフォトとレタリングの絶妙なコラボレーションである。10インチ原盤は高嶺(「高値」と置き換えていい)の花で、以前オリジナル形式で復刻されたときは、ファンは拍手喝采したものだ。
本アルバムは、そのブラウンの初リーダー作(1953年録音)をメインにしたオムニバス盤。10インチ時代の録音だから1曲3分ほどの、スケッチ的小品ばかり。だが、短い時間に天才奏者が思いのたけをぶち込んだかと思うと、1曲入魂の〈3分クッキング〉に胸が高鳴る。
ブリリアントな音色、即興とは思えぬ手だれたフレーズ、根底にある絢爛たる音楽性……まるで推敲を重ねたごとく厳格無比で、威風堂々とした演奏には圧倒されるばかり。とても新人トランペッターとは思えず、もう10数年選手の貫禄だ。特に、引き絞られた弓から放たれた矢のように直線的なソロを展開する「チェロキー」がスリリング。燦然たるサウンドがラッパから飛び散り、さも10本の指にファンシーカラーのダイヤモンドリングをはめ、うち8個が輝いているようだ。残りの2個は“殺し文句”として温存、余裕に満ちたプレイにはジェラシーを感じてしまう。
さらに魅力的なのが、自身作曲の「マイナー・ムード」。「マイナー」と名のつく曲に駄曲なし……という人もいるが、ここでもそれが当てはまる。タイトルどおり憂愁を封じ込めたような不思議なテーマを持つ曲で、ブラウン、ジョン・ルイスらが叙情的なソロを展開。そして、元のテーマに戻らず、妙なる余韻を秘めた旋律でフィナーレ。ジャズマン好みの名曲だが、秋吉敏子が初期のアルバムで取り上げているくらいだろうか。まさに秘曲!……