もう、家に帰ろう〈2〉
家族の何気ない日常。
それを写真家が記録している。
作品というには違うと思うがどの写真も暖かさが伝わって来る。
前作は恋人の延長といった感じだったが今作はその先の家族になっている。
藤代さんの普段仕事で撮る写真も素敵な物が多いがこの写真集の様なテイストもとてもいい。
写真それぞれに付いている説明の文章がまたいい。
短文なんだけど実に簡潔でいてわかりやすく心に響く文章が多い。
この写真集を見て家族っていいモノなんだな、と思ってしまった。
そして大事な人の事を思い出した。
もう、家に帰ろう
何気なくこの写真集を手に取りましたが、買ってからというもの毎日見ています。なによりあったかくて、短いコメントも素敵です。悩みがあったらこの本をもう一度見たら、なにか解決しそうな、そんななにかが伝わってくる、多くの人に見てもらいたいです。
JEEP
「西新宿の親父の唄」がいいんです。しみじみとした感じの中、飲み屋の親父さんの思い出が語られる。親父の口癖は「やるなら今しかねえ」というフレーズが、曲調に反して、なぜか、元気づけてくれるのです。
続く、「JEEP」もいいんです。淡々とした雰囲気の中、海の特有の香りと風を感じながら、ジープを走らせている光景が浮かびます。とどめは「Myself」です。なんか、ジーンとくるんです。「だから真っ直ぐ 真っ直ぐ もっと真っ直ぐ生きてえ」というフレーズが心に響きます。
ほかに収録されている曲も好きですが、この最後の3曲を続けて聞くのが、私は好きです。
TRY AGAIN for JAPAN
長渕剛本人のラジオでこの歌を届けたい自身の気持ちを痛いくらいに語っていた。
この歌が届かないなら俺は、駄目だとまで言っていた。
届く歌だと思います
ですが、ラジオで流していた12色のクレパス、何故、上を向いてあるこう、ふるさとなどのほうがきっと多くの人に届いたと思う。
理屈など抜きに3.11以降歌えなかった長渕剛が歌いだすきっかけなったと言ってもいい、色んな気持ちや人の力が入った一曲。
いつかライブで大合唱したいなぁ。