帝王星
タイトルは「帝王星」である、「北斗の拳」では決してない。。。「黒い太陽」「女王蘭」シリーズ三部作。ジェットコースタードラマ、ページターナーである黒新堂であるが、 さすがにここまでくるとテレビ脚本である。当初「黒い太陽」では読者はさながらキャバクラのテーブルから他所のテーブルをのぞき見ている感覚になることがある、今作「帝王星」ではテレビの画面で見たら面白いだろうという場面が展開される。それが読者やファンが読んでいいのか?、悪いのか?、個人的にはどす黒い漆黒の新堂作品でページをめくる度、得も言われぬ不快感と快感、言葉責めならぬ文字責めに悶絶したい、これこそが楽しみ方だと思っている。
Castをはじめとする人物の形容の妙は相変わらずの新堂節で面白い、何しろリズムで読ませるところが巧い。視点は立花というよりも藤堂であるという今作。序盤からこぎれいな戦いが展開するが、いきなりの「溝鼠」の登場、今作ではさらに「毒蟲」の登場と笑うしかないだろう。作品ではあきらかにミスキャストなのに、なぜ登場させるのか?まったく本筋への関わりがおかしいじゃねえか、といいたくなるが、これこそ新堂の確信犯的裏切り行為であり、「普通に終わると思うなよ」という読者を笑うトラップだ。
えげつなさが少ない分まだまだ「黒」とはいわないが、一時の楽しさにはウソはない。ただひとつだけいうならクライマックス前の数ページ、「ゆりな」「冬海」の決着後の「ぐだぐだ感」には納得できない。思わず「鷹場」になってしまいそうだ。
それにしても、立花に見えていたのは「帝王星」ではなく「死兆星」だったとは!。。。。。
井上和香 和香白書 [DVD]
待ちに待った和香さんの最新DVD!
この低価格で内容充実の一本です。
今回はミニドラマ仕立て。
思春期の中学生が、隣の家に来た綺麗なお姉さんに恋をしてしまうという甘酸っぱい内容。
時代設定を昭和にしたことで、少しレトロな雰囲気がいい!
胸元から覗く胸の谷間も官能的。
少年の妄想に現れる、赤のドレスを着た和香さんの艶っぽいシーンも楽しめます。
青のドレスでプールに漂うシーンも扇情的。
ただ、インタビューと茶碗蒸しをつくる場面は賛否両論かもね。
勿論お約束の水着場面もたっぷり堪能できます。
2002年、2004年、2006年の和香さんの解説による水着場面が堪らない。
やはり女性は25歳から良い味出してきますね〜♪
で、今では中学生とのからみの部分はスルーして、ひたすら水着やセクシー場面のみを楽しんでます(何か問題でも?)。
黒い太陽
この作品は僕が買った初めての新堂冬樹さんの作品です。
1番初めに買ったから、というのもあるでしょうが、素晴らしい!!
この一言に尽きます。この本を読んでいると、ドラマよりも立花と自分がシンクロします。
自分がだんだんと『黒』く染まっていく気がして、読み終えると虚ろな表情と
心が残ります。しかし、裏の世界・人物の感情を事細かに書く技術は天下一品です。
感受性応答セヨ
好きなCD、音楽というのは再生ボタンを押した数秒後、音が鳴った瞬間からもう愛せるものである。この作品はまさにそれで、同時に風景まで私の心に映すのだ。
こんなバンド、こんなCDなかなかお目にかかれない。この作品以降叫ぶ事を抑え、唄う事に重点をおいてるように思えるがそれはそれで素晴らしい。
日本語がこんなにもROCKに合うとおもわせてくれたのもこのバンドだけだ。
1人でも多くの人に聞いて欲しい。