プレイボーイの人生相談 1966-2006
ってサブタイトルつけてもいいんじゃないかな?
若い人間が、
学生運動しようが、
しらけようが、
バブルで踊ろうが、
受験戦争に巻き込まれようが、
就職氷河期に巻き込まれようが、
いじめが増えようが、
自殺が増えようが、
どの時代でも結局「クヨクヨ悩むこと」ってのは、
恋愛であり、
セックスであり、
自分の容姿であり、
仕事であり、
人生であり、
哲学なんだなと。
時代が移ろっても、それだけは相変わらず変わらないのだなと。
そして、どんなに時代が移ろっても必ず救世主がいるもんだと思える、
この本自体が「救い」。
熱い、とにかく熱い。
悪名一番勝負 [DVD]
安田道代さんが、非常に良いです。彼女が、後の大楠さんと同一人物とは信じられない!両方とも好きですが。
他の俳優陣も素晴らしい。田村高廣、津川雅彦、金子信雄、山本学など、いい味出してます。
社会背景がよく分からないので、ドラマとしてはあまり楽しめなかった。
毒舌 身の上相談 (集英社文庫)
言いたい放題と見えて、実は紳士的であたたかい回答の数々に癒されました。
父親の浮気に悩む娘・夫の盗癖に悩む人妻・中学生女子に片思いした成人男性などなど
色々な人が今東光和尚に縋り、慰められたり叱り飛ばされたりしています。
少しエロティックな相談もあるので未成年にはおすすめできないような気もします。
とりあえず「初亀」の相談が強烈に印象に残りました。そういう呼び方があるんだ・・・って。
乗り移り人生相談 -柴田錬三郎・今東光・開高健、降臨!!
ネット上で定期的に繰り広げられる読者との人生相談が一冊の本にまとまったものです。
読むと分かりますが、「そんなこといって大丈夫か?」と読み手が心配するくらい、大胆な物言いです。
しかし、そこには世間に媚びない爽快感と、物事の核心を突いた深遠さが随所にあるわけです。
エロと知的な話が乱れ飛ぶ自由な世界がここにはあります。
こういう元気なオヤジはがんばってほしい。