ヴァイオリンの夜
”おなじみ”ショーロインディゴ目当てに購入。
自身の曲も収録された”イマージュ”や”フィール”を聴いてクラシッ
クに興味を持った人が入門編として聴くのに丁度良いCD。
一般に親しまれている曲が多い。
さすが”ショーロインディゴ”はかっこいい。
バイオリンに声が宿っているような印象を受けた。
ただ他の曲は良くも悪くも”軽い”。
クラシックをかじった程度の人が聴くには耳にやさしいかもしれない
が、ガチガチのファンはその”軽さ”に物足りなさを感じるのでは
ないかと思う。
重くないクラシックをお好みの方にはオススメ。
クラシック2002
とにかく豪華!!クラシックなのに始まりがボンドだから?ノリノリのまま1・2枚目とも初めから最後まで厭きさせません。CMや映画に使われた曲からオペラ、ユンディ・リのショパンに小澤征爾&ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートからの曲までクラシックなんでもあり!!って感じの一枚です。2001もあるみたいですが・・・今年2003も出るのかなぁ?どんな内容になるのか楽しみです。
フル・モンティ [DVD]
アカデミー賞最優秀作曲賞、英アカデミー賞では主演男優賞他主要4部門を制覇。
「悲しい時ほど楽しくやろうぜ!」。追い詰められた男たちの悲喜こもごもの友情、涙ぐましい努力!
映画とはいえ、男親なのに息子に会いたいがためにストリップまでやってしまう姿には本当に感動した!!!こんなお父さん本当にいたらいいのになあ!!
この映画では文字通り脱いでしまうわけだが、今の世の中に忘れかけられている、色々な意味で「体を張って頑張る」ことの素晴らしさを考え直させる作品。
モンティ・パイソン研究入門
日本語訳されているモンティ・パイソンの本は他にもあるがこの本は比べて読みやすかったイメージがある。須田泰成さんが書かれた本と比べても読みやすさではこの本が一番であると思う。内容が一番優れているかどうかは判断しづらいものがあるが他の本を読まれたならばこの本も読んでいただけるといいと思う。
ただモンティ・パイソンに興味があるならばやはりどうにかしてTVシリーズを観ていただきたい。そうしなければ何も始まらないだろう。百聞は一見にしかずである。
フル・モンティ [DVD]
このコメディを始めて見たのは、10年以上前だ。
それから何度も見たが、久しぶりに見て思ったことは、
これって、男性ストリップの部分だけを取り除けば、
今に当てはまるということ。
今の不景気な時代、大企業だって1人くらいしか新卒者をとろうとしないから、
そこに何百人もの志願者が群がって、受かった人は宝くじ並みのラッキーで、
受からなかった人にそれほど非があるわけではない、今日この頃。
いっそのこと自分たちでビジネスを始めちゃといわれはするけど、
これまで雇われて給料をもらってた人が、自分で事業を興すって言うことには
2次元の世界から3次元の世界に飛び込もうとするくらい、
途方もないことのようにおもわれることだってある。
この映画は、そういった、大の男たちが、ためらい、とまどい、おびえ、
男の沽券にこだわりながら、苦悩しながら、(子供にはげまされながら)
自分たちの、生活と、伴侶と、プライドを取り戻して行く、
そして、自分たちの弱さとも向き合って行く、
そういう姿が、おもしろおかしく、だけどリアルに描かれていて、
おかしくって、楽しくって、馬鹿馬鹿しくって、
でも、見た後は、すっきりと、温かい気持ちになれる一作です。