ダブル・ハード 28 (ジャンプコミックス)
速水大貴はロス帰りの高校生で無敵のナックルファイター。その相棒でヤクザも一目おくビッグネーム、鷹山仁との最強コンビ、ツーメン・アーミーが復活した。二人がフェアーなパワーで悪を倒す痛快漫画です。むしゃくしゃした時に読んでください。 本巻では事件の黒幕・磊堂の罠にはまり恐喝犯として指名手配されてしまった大貴と翔。 九州編クライマックス。舞が書店で出会った「万引き少年を助ける男」の意外な過去に、大貴は…。 新シリーズ開始。
丘を越えて [DVD]
本作は、菊池寛の伝記映画的な要素もありますが、伝記映画というわけではありません。彼の私設秘書(池脇千鶴がとてもいい)の目を通して描く実録風(←ここが肝心)のフィクションになっています。
描かれるのは昭和5〜6年のわずかな時間だし、実際、菊池寛の確かな人物像というのはよく分からない、多面的であり謎の多い人物であったようです。「人情」の人であり、「面倒見のよい」人物であったことは映画のとおりなんでしょう。風貌は勿論、そういう意味でも菊池寛はもう西田敏行以外にはあり得ない。そのぐらいの名演であり、はまり役でした。
それにしても、昭和5〜6年の東京は、まさにモダンでしたね。江戸から明治・大正へと受け継がれていた日本の風俗風習と、海外から輸入された西洋文化の融合。「恐れ入谷の鬼子母神」「あら、松っちゃん、デベソの宙返り」とかの言葉遊びも普通に生活に生きていた。(笑)
高橋伴明監督としては、前2作(「光の雨」「火火」)ほどの「社会性」はやや薄いが、エンタテインメントのなかで考えさせられるエピソードがあちこちに仕掛けられていた。また、葉子が、知りあうことになる朝鮮人・馬海松(西島秀俊が雰囲気ぴったり)は、朝鮮の貴族の末裔で、菊地に可愛がられており、新刊雑誌『モダン日本』の編集長をまかされます。時代は、急速に軍部独裁と大陸侵略へ向い、日本人ではない彼は次第に居場所がなくなっていく。個人的かつ社会歴史的なキャラクターとして、非常にうまい登場人物設定でした。
ラストは、戦争に突入していく暗い世相の中でハッピーな「丘を越えて」という曲をミュージカル仕立てで登場人物全員で歌い踊る。これはこれで、カーテンコールとしても、逆説的な世相批判としても生きていたし、なにより観ていて楽しい。
複雑ネットワークの科学
これまでのネットワーク研究の理論の流れを初学者にもわかりやすく解説している。数式は出てくるが、必ずしも数式を理解しなくても読ことができるように書かれている。数式も大学理系程度の数学力があれば理解することはそれほど困難ではない。また、この本は参考文献が充実しており、興味を持った読者がさらに学ぶ機会を手助けしてくれる。紹介されているいくつかの有名なレビュー論文を読めばさらに広い知見を得ることができるでしょう。ネットワークを研究しようと思う初学者が最初に読むのにふさわしいのではないでしょうか。
ゲゲゲの鬼太郎 13 [DVD]
今じゃすっかり人気アニメになりましたね、鬼太郎は。大ブレイクって奴ですね。僕も鬼太郎は好きです。
けど、少々子供臭く作っている感じが残念ですね。因みに「パパになったねずみ男」はあんまり好きになれない話でした。
ゲゲゲの鬼太郎 12 [DVD]
初め見た時は「おもしろいなあ」と、思ったけど、後から「なんだよ、ガキくせえ」な、と文句をぬかしたけど、今は気にならなくなり文句を言いません。
本編に収録されている話ってもしかして、口が悪いようですが、少々子供臭い感じですよね。
因みにエンディングはあれですか? 話はいいけど、エンディングは聞いた時点で腰抜かします。あまりにも変過ぎて。今はようやくまともなエンディングに変わりましたけどね。