宮城・気仙沼湾の海底に沈んでいた石油タンク引き揚げ(12/07/26)
2011年の津波で流され、宮城・気仙沼湾の海底に沈んでいた石油タンクが引き揚げられた。 宮城県の気仙沼港では、2011年の津波で、石油タンク22基が流され、これまでに18基が回収されている。 www.fnn-news.com
異色中国短篇傑作大全 (講談社文庫)
11編中、春秋2、戦国1、秦1、楚漢1、前漢1と、「史記」の世界が圧倒的に強いっすな、テーマとして取り上げられた時期は。残り5編の内2つ(『九原の涙』、『蛙吹泉』)は時代背景を借りた創作小説。自由に物語を作るには、民衆の力が大きくなった宋代と、混沌とした雰囲気を醸し出す近代中国というのは使いやすいのかもしれない。 短編として扱うのなら、春秋戦国や五胡十六国、五代十国のような小覇王乱立の時代がおもしろいと思うです、それ以上になるとスケールがでかく成り過ぎちゃって短編にまとめられないから。
MS IN ACTION!! アカツキ (オオワシ装備)
黄金に輝くカガリ専用の機体、アカツキが待望のMIAに登場です。もっと早く出して欲しかったですがね。
ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを (ハヤカワ文庫 SF 464)
マイ・ヴォネガット・ブームが再度やってきているらしい。このところヴォネガットの小説を立て続けに読み返している。よく言われるように、ヴォネガットの描く「人類への愛」を熱烈に欲している時期だからだろうか。そういえば季節はクリスマス。「人類への愛」に目覚めたとしてもおかしくもない…冗談だ。
多くの論者が評するように、ヴォネガットが貧乏人に対して金を使いまくる主人公を描いたからといって、「人類への愛が表現されている」なんてことは思わない。ここに描かれるのは、ヴォネガット得意の「伝記」タイプストーリーを利用して、いかにファンキーな騒動を描けるかということだろう。
さまざまな悲惨な喜劇を、あるいは笑える悲劇をこれでもかと繰り出してくるヴォネガットの筆力を存分に楽しめる作品だ。