Lp1
イギリスの白人女性ですが、ソウルフルな歌声。
ただちょっとガナリ過ぎに感じるパートもちらほら。
ブルース・ロックと捉えれば、これも味。
気合がこもっている感は伝わってくる、これが入魂ということなのか。
感じるアルバム。
マインド、ボディ&ソウル・セッションズ-イン・コンサート [DVD]
本編収録曲は、13曲。ボーナス映像にプロモーション・ヴィデオ4曲が収録。そのうち「ライト・トゥー・ビー・ロング」は日本盤ボーナス。そのほか、ツアーの模様を収めたドキュメンタリー、アウト・テイク映像。合計約120分。
音声に関しては、リニアPCMはなし。それより上質のドルビーデジタル、5.1chサラウンド、DTSなどが選択できるようになっているので、文句なしです。
ブックレットには、歌詞が印刷されていません。しかし、13曲について音楽的な解説をしてくれているのは、ソウル初心者にとっては有益な計らいでしょう。
ジョスのアルバムを聴いて心を動かされたかたは、このライヴDVDにも、心を動かされるところがあるはずです。何よりも、17,8歳でこれだけソウルフルな歌唱をライヴで披露できることがすばらしいですね。ひとりの女性UKソウル・シンガーがひたむきにソウルを歌う青春の日々の記録です。
シャロン・ストーン in シークレット・スパイ [DVD]
東西冷戦下の1963年中東ベイルートで、サリーは元MI6諜報員のイギリスのジャーナリスト、レオに一目ぼれして再婚。子供にも恵まれ幸せな日々を過ごしていた。ある日突然レオが失踪。MI6の尋問を受けたサリーは、レオがKGBの二重スパイだという衝撃的な事実をはじめて知る。身の危険を察知したレオは、妻サリーにも何も言わずにソビエトに亡命したのだった。モスクワから「ソビエトで家族皆で暮らそう」と言ってくるレオ。しかしサリーには「共産党支配下」で「共産党員レオ」と家族皆で暮らすことなど、とてもできる事ではなかった。
体制が全く異なる環境で生きようとする2人にとって、自分の考え方は常に正当。当初、かみ合わない2人にやきもきするが、2人は勿論、観る者も2人には互いに譲れない一線があることをやがて理解する。「僕はレオが単なる日和見主義者ではなく、根っからの共産党員である事実をむしろ誇りに思う」と言った現役のMI6諜報員(2人の共通の友人)アンディの言葉が印象的。愛と信念は必ずしも同居するとは限らないのだ。「愛」より「信念」を選んだサリーの判断を私は受け入れる。
シャロン・ストーンの出演とあらば当然期待されるシーン。ちゃんと用意されていた。観る側のこういう期待は裏切ってはいけないとの配慮?
いわゆる「冷戦下のスパイ物」と思って観たら失望する。これは実話を基にした「愛と信念の物語」。地味なストーリーと共に、彼女の衣装は何時になく地味だった。