淫縛学艶
登場人物:『織枝(処女)』正義感の強い少女
『圭介』とある事情により女を物と思っている少年
『麗美』過去に牝奴隷にされている女教師、結構嫉妬深い
『小鈴』織枝の友達、麗美に牝奴隷にされてしまう
粗筋、素行の悪い圭介を更正させ様とする織枝、
しつこく付きまとわれ怒りが抑えられなくなった圭介は、
織枝に「自分の調教に耐えられたら真面目になる」と条件をだし
織枝は「愛のない行為には何も感じない」と宣言し調教を受けるのだが…
感想はこの作品OVAから入ってそちらも良かったが、私はこちらの漫画の方が一つ上でした。
というのもまずOVAに比べ絵がいいです。女体は上手く、○器描写もリアルで、ヘアー有り、消しは小さな白線で影響無し。
絵は表紙と変わりません。
肝心のHもエロく圭介と織枝の絡みだけではなく、麗美と織枝を混ぜた3P、織枝と小鈴のディートルを使ったレズ最後は校長らを巻き込み乱交となり織枝も完堕ちします。(ちなみに織枝は初なから感じまくる子なので徐々に開発されるパターンでは有りません。処女の印有り)
後、OVAを視られた方は解りますがハッキリいって内容は全く同じです。(私的には麗美と小鈴の絡みがあるかと期待しての購入だったが無しで残念)
ただ最後にその後の話があり、とはいっても圭介と麗美のみで、内容は麗美がバーチャルマシンの様な物を開発し、ダイエットマシンと偽りアイドルを騙してレイプする話。ちなみにレイプするのは圭介の親父。
まぁこれはオマケでキッチリ、ツケはあるのだが…
最後に評価だが10年以上前の漫画がだが全然今でも通用する内容と絵なので★5つとしました。
注意、表紙を見てSM物と思うかもしれないがあくまでもイメージでそれっぽい描写はあるが違いますので気をつけて下さい。
私的にはお勧めの作品です
淫縛病疼 (ホットミルクコミックス 252)
★4の下。
著者の13冊目(成コミ7冊目)。
OVA化されエロゲにもなった5冊目『淫縛学艶』収録の長編表題作の続編ですので当然前作のファンなら楽しめる内容です。
月日の流れは正直で、エロ作画的にも作品の構成的にも別人レベルになってるけど、キャラデの雰囲気だけはほとんど変わってないので旧知のファンな方でも安心かもしれません。
今回物語の中核をなすのは凶悪エロ事師な男子生徒『清水圭介』ではなく、催眠術を駆使して患者や看護婦を食いまくる悪徳医師の『白河』。
女教師の『高木礼子』は、前作の被害者『清水織枝』の治療先である病院で廃人と化した親友『和泉麗美』を見かけショックを受け、好意的な白河に気を許し、ついには餌食と成り果てるというのが大まかな展開。
還ってきた清水により過去を覚醒させられるかつての被害者たちという構図で物語は進み、ラストはほぼ丸投げ状態で終幕。
全編通して薬と催眠術によるマインドコントロールな調教劇なため、正常な心情描写など当然期待できるはずもなく、凌辱系であるにも関わらず前作以上に恥辱感は微弱。
被害者たちに悲哀がまったくない上、飢えた牝犬状態な心理状態に常に陥っているため、心理ドラマとしてなら見るべきものはほとんど無いかもしれません。
この作品の意図はただ一つ。
意のままに女性を貪りたいという男性になら必ず存在するはずの願望を満たすこと。
ある意味それは男性向けの究極のファンタジーでもあるわけだけど、マインドコントロールな調教劇というところで好みははっきり分かれるかもしれません。
そのひと言が琴線に触れる方なら充分楽しめるであろう一冊。
だから、心情ドラマを見たい方へなら無用の長物。
個人的にはともかくも、エロメディアとしては絶対に必要なジャンル。
淫縛以外のエロ漫画を描いて欲しいというのは個人的な願望。