まりあ†ほりっく 2 (MFコミックス アライブシリーズ)
この本は百合物件ではありません(笑)
百合趣味の主人公・かなこが憧れの女子高編入当日に出会った理事長の孫・鞠也が実は男と知ってしまったせいで監視下におかれ、理不尽な展開の続く(多分)ギャグ漫画です。
2巻は百合フィールド居住者や女尊男卑を掲げる人種にはさらに苦行かもしれません。相変わらず鞠也は傍若無人にかなこを振り回しますし、時々変にドスの効いた表情は迫力というよりイラッときたりしてれます。メイドの茉莉花さんは何というか清涼剤的な。毒舌なのに。
さて今までの謎でもかなり重要な部分が明らかになりますが、現段階ではどうもこれの重みが分からないため、余計に鞠也株が上がるのを阻害している気がします。一方その弄りというかいじめに見えなくもない仕打ちを何とか和らげるのが、かなこの百合趣味で、頻繁に妄想したりはなぢ吹いたりするあたりという構造もエスカレートし始め、変態ちっくになってきたところは素直に笑えました。
舞台含め全ての性別が逆で、いじられるのが「ウホッ」な男だったら、私は満点並に笑えたかもなと思います。さぞ汗臭そうな学校になってしまいますが(笑)
個人的に一番の見所は、珍しく鞠也も茉莉花も関わらない終盤のシーン「祈り」のお話し。このあたりは、日頃縁のない方の多い「宗教的なもの」をより身近に感じられる、形は違っても人の根っこにある思いは似たようなものであることが綺麗かつ素敵に描写されていたと思います。私はここだけでも買った甲斐はあったかなと。
そんな2巻。趣味の問題で見ていてイラッとくるところがあるのも事実ですが、きっと最後までついてゆくのでしょう。
別冊オトナアニメ シャフト超全集!! (洋泉社MOOK 別冊オトナアニメ)
商品紹介にもある通り今までのオトナアニメの記事の総集編に新規の記事を追加した編成なっています。
自分のように創刊当初からきっちり揃えている人は初出以外の記事の量に少し不満を覚えるかもしれません。
ですが各アニメ制作当時のインタビューの決定版とも言える内容で、斎藤千和さんをはじめとし、一部で有名なチャック亀山こと亀山音響監督や赤松先生への新規インタビュー、荒川、ひだまり、ダンスインザヴァンパイアバンドの解説等楽しくよめました。
なにより近年シャフト製作のアニメをしっかり追えるのでシャフト好きの方は手元において損はないと思います。
旬な作品のクリエイターさんの考えを過去作品と照らし合わせ、表現の深いところの意図を明かしていく取材等、他の所謂"アニメ誌"とは一線を画する存在のオトナアニメの別冊、良かったです。
まりあ†ほりっく 7 (MFコミックス アライブシリーズ)
前巻が微妙だったのでもう買うのやめよっかなぁと思ってたのですが、やっぱり買っちゃいました。 だって…キャラに魅力がありすぎなんですもの(笑
今巻はそれなりに楽しめました。最近微妙だなーと思ってる方、もう一度チャレンジしてみてください。
まりあ†ほりっく あらいぶ 第2巻 [Blu-ray]
3話「恋してないなぁ〜」と呟くかなこさん。あら、前作より随分可愛くなったような?
と言ってるそばからエロスなOL妄想・・やっぱり気のせいでした。
「巨大化」してしまったかなこさん、ダイエッターを志しますが
過酷過ぎる減量の末に彼女は遂に、、女生徒の悲鳴轟く天の妃です。
4話かなこさんがある罪状で裁判に問われます。
鞠也さんや茉莉花さんが検察に弁護人、お友達が裁判員。
まるで違うドラマのようなスマートな本格的検証と考察で展開する頭脳バトル。
知的なのにずれたテーマがおかしい爆笑裁判、ゴッドが下す判決は?
クールな指摘がはまり過ぎ、の茉莉花弁護士はその筋?の方にはたまらないかも。
どこか吹っ切れてきた皆のリアクションの数々、でもますます魅力的な女生徒達。
個人的に、サチさんのプリティーなリアクションから一時も目を離せぬ爆笑2巻です。
まりあ†ほりっく あらいぶ 第6巻 [Blu-ray]
スペシャルCDに収録されていますwww
合いの手が男性になっており、最後に「お疲れっす」が聞こえますw
本編もいよいよ最終章
かなこを祝う輪の中に現実にいない人がいるとかいないとか・・・
ということはこれはかなこの・・・
是非目を通してみて下さい!
三期があることを願って・・・