1/700 ウォーターラインシリーズ No.113 日本海軍 戦艦 大和 31113
作りやすい.塗り分けやすい.さすがタミヤ.そのまま組めば精密感のある仕上がりが得られます.大変小さい部品もあるので,間違えないよう塗装時に載せる養生テープに番号を書き込んでおくなどの工夫は必要です.シールド付き機銃は銃身貫通口を全部黒く塗ってからシールド部のみをカッターで塗料をそぎ落として本体に接着すれば美しい仕上がりとなります.艦橋構造物と甲板は別パーツになっているので,塗り分けは高価な専用マスキングを買わなくても,マスキングテープで美しく,あまり手間なく仕上げることができました.あとは船首の穴が逆に凸になっているのを修正することくらいですか.あとは手間を惜しまず,ホームセンターでドリル刃(100円台の安いものです)を買ってきて甲板に穴を開けること.
模型屋の良心が伝わってくるような秀逸モデルです.おすすめです.
太平洋の嵐 5
いわゆる兵站に対して力点を置いているあたりは好感でき、航空機の生産等も細かいながらも、結構凝っているので、じっくり取り込みたいゲームなのですが、へぼ指令さんのご指摘どおり、マニュアルを読んでも、ゲームルールがよく分からない点が多く、このシリーズをやり込んだ人でないと、何が何だか分からない点が多々あるように思います。
また、残念なのが、艦船の一部のCGが、使い回しであることと、グローバルキャンペーンなど会戦前夜のシナリオでプレイすると、色々と設定することが多い点は、悩みどころで、個人的には、海戦直後に各方面の攻略に参加した艦隊だけは、ある程度編成してあってもよい気がします。
また、シナリオ面では、ガダルカナルを取り扱ったシナリオがない点はちょっと残念です。
しかし、このような不都合は、ホームページで、詳しいルールを掲載したり、パッチを配布するなどしてくれれば解決できることが多いので、今後の手厚いサポートが保証されれば、最近出た日本のWW2もののゲームでは出来の良い作品になるのではないかと思います。
SPACE BATTLESHIP ヤマト スタンダード・エディション 【DVD】
この映画一応劇場で観ました。いろいろ言いたいことはあるが、どうしても譲れない所があってそこがこの映画には欠落している故にこの映画は「ヤマト」(少なくともテレビシリーズ第一作)とは認められない。
どうしても譲れない点は「ヤマト」は圧倒的な科学力、軍事力の差を沖田艦長を中心とした乗組員の知恵と工夫で乗り越えていくところにこの話の本質があるところだ。なぜスターシャは最初からコスモクリーナーDの設計図を地球に送らなかったのか?自分たちの幸福は自分たちの手でつかむことにこそ意義があるからなのだ。
オリジナルに象徴的なエピソードがいくつかあってそのうちの一つがデスラー機雷のエピソードだ。ヤマトを包囲する機雷は徐々にヤマトに迫り危機一髪に陥る。どう切り抜けるか?答えは機雷を人の手によって排除するのだ。んなアホな。デスラーは驚愕する。でもここが大切なのだ。科学に頼り切ったガミラスはそんな単純なことに思いが及ばないのだ。アナクロだと思われること、今で言えばアナログなことがデジタルを凌駕することもあるのだ。震災時、洗濯板で洗濯をしていた映像があったが、まさに同じ。知恵と工夫。これが初期「ヤマト」の本質。真田さんの「こんな事もあろうかと」はあらゆる事態を想定して手を打つという知恵と工夫なのだ。ドリルミサイルのピンチをどうやって防いだ?なぜ冥王星は白兵戦なんだ?このことが分からない制作者が作ってしまうので本作のラストシークエンスはあんなものになってしまうのだ。地球に帰還するまでほっとくか?
少なくともオリジナルの「ヤマト」の乗組員だったら絶対そんなことはしない。言い切れる。だから本作は「ヤマト」ではない。根本が違っている以上「ヤマト」とは認められない。これが70年代との違いなのだ。昔の日本人は知恵と工夫で現在を作ってきたんだ。安易なCGにばかりに頼ってしまう点も同様だ。
宇宙戦艦ヤマト YAMATO the Best II
曲目を見ると、過去に発売されたソングコレクションとあまり変わりなく、「なあんだ・・・」と思われるかもしれません。実際自分もそうでした。しかし!!最後の2曲、TVサイズのステレオバージョン!!初回放映時からのヤマトファンの私にとって驚きです。こんな音源があったなんて!これを聞けるだけでも、このCDの価値はグッと上がります。
オリジナルBGMコレクション 宇宙戦艦ヤマト Part1
アニメの音楽にオーケストラを使うという画期的な構想のもとにヤマトの音楽が始まりました。
故・宮川泰氏が作曲した音楽は壮大な宇宙の旅に華を添えるには十分すぎるものでした。
製作から30年以上が過ぎ、時代の流れともに社会は様変わりしました。
けれどもヤマトの音楽は変わらぬ感動をいつも与えてくれます。
もし、「どの曲が良いか」と尋ねられれば「どの曲も良い」と答えるしかありません。
モノラル録音ですが、デジタルリマスターで音質も良く、値段も安いです。
ヤマトを愛する全ての人におすすめします。