秋元康 アートのすすめ 29人のゲストとめぐる美術館の楽しみ方
もう少しくらいアートに関して深い話を書いてるのかと期待していましたが、
そういうことは美術館に実際足を運んでみなさいと言わんばかりの紹介程度でした。
言い換えれば、この本を読めば、美術館に行きたくなる本であり、
「アートのすすめ」というコンセプトとしては的確です。
宣伝本ではありながら、石橋貴明、大島優子、篠田麻里子、岩崎夏海をはじめ、
秋元康と縁のある豪華ゲストとの美術館デートで、それぞれの立場とアートをリンクさせてる点は面白かったです。
ママへのちょっと早めのラブレター
ドラマの「生まれる」をみてこの本が欲しい!と思ってネットで探して買いました。ドラマではじめて聞いた時(号泣しました)ほどは手元に届いて読んだとき感動しませんでしたが、やっぱり買ってよかったと思います。おなかの中の赤ちゃんがおかあさんを愛して選んで産まれてくるということを知らない人に教えてあげたくなる本です。
宇宙海賊キャプテンハーロック VOL.1【DVD】
DVD冒頭にも表示されているが、古い作品故に画質的には今ひとつ。テレビ放映時から時が経ち、経年変化で劣化したフィルムから製作されているので仕方が無いが、リマスターしたクリアな映像を観てみたかった。
作画力も70年代手描きアニメならではの大らかさ。現在のくっきりした輪郭線を見慣れた眼には、滲んだように見えるかもしれない。しかし、松本零士の漫画キャラを昇華した小松原一男のキャラデザインは優しさと寂しさの表現が秀逸。80年前後のアニメ雑誌などでは小松原イラストがよく掲載されていて、本家の松本漫画よりも小松原イラストのハーロックが好きという人も多かった。
椋尾篁の背景も素晴らしい。光と影を大胆に対比させた表現は、まさに絵筆から生み出された美術作品という感じ。こういう力の入った背景画は久しく見なくなったなあ。
そして最も優れているのがサウンドトラック。当時はまだ劇伴と呼ばれ軽視されていた時代なのに、ピアノ・管楽器・打楽器を多用したシンフォニックな曲作り。平尾昌晃作曲の挿入歌も、種類が多くてかなり贅沢だ。松本アニメの音楽といえばヤマトの宮川サウンドが有名だが、横山菁児によるハーロックの音楽もそれに劣らぬ素晴らしさ。当時はアニメサントラの交響曲アレンジが流行ったが、元々シンフォニックな作りのハーロックの交響組曲には、サントラで使った短かいフレーズをリピートしたり引き伸ばしたりするような不自然さが無い。こちらのほうも是非聴いてみてほしい。
コンティニューvol.49
なんと言っても「ラブプラス大特集」!!!
これにつきます。
特に「ラブプラス紳士列伝」の井上麻里奈ちゃんのインタビューは声優さんファン必読です。
他にも「えっ!?この人まで…!?」ってな意外な方までもが
ラブプラスにハマっているという、その凄さが伺えますΣ(・ω・ノ)ノ
早見沙織ちゃん、丹下桜さん、皆口裕子さんの「中の人座談会」に、
ラブプラス開発スタッフによる座談会「ラブプラスを創った男たち」も必読です。
全国の彼氏・彼女(紳士・淑女)に捧ぐラブプラス大特集。
これを読まずしてラブプラスを語るなかれ。