Choices
趣味が高じてバンドを作っちゃったって感じのブロウ・モンキーズだったけれども、デビュー・ヒットの「Diggin' Your Scene」は結構センセーショナルだった。いま聴いてもスタイリッシュでとてもいい曲だ。決して巧くないが、ドクター・ロバートが自分で歌っているのがいい。はっきりいってB級だが、好きな音楽をやる愉しさが伝わってくる。「It Doesn't Have to Be This way」もいい。こういうキャッチーな曲をもっとたくさん作れば、もっと長く続いたバンドだったろうに。
ベスト・オブ・ブロウ・モンキーズ ~コンプリート・シングルズ
全曲シングルヴァージョンと思いきや、11. The Day After Youはハウスリミックス、13. This Is Your Life(ヴァージョン1)は88年の(ヴァージョン1)ではなく89年の(ヴァージョン2)、16. This Is Your Life(ヴァージョン2)はリミックス"Ten City-Short"が収録されている。
オンリー・ア・グローサーズ・ドーター+2(紙ジャケット仕様)
ブロウ・モンキーズ、ひいてはドクターロバートの全キャリアを通じての最高傑作。
前作Animal Magicに比べ格段にボトムの太い音に仕上がりつつ、爬虫類的なグラムロック風味を感じるのが、同志(?)スタイルカウンシルとの大きな差異。
以前からライヴでSuperflyをカヴァーしたりカーティス・メイフィールドへの敬愛を隠さなかった彼らだが、本作のThe Day After Youでは共演を果たしている。が、その歌詞が当時の英国首相サッチャーを罵倒した内容なのが、ポール・ウエラーと同様、いい意味の青臭さを感じる。これぞパンクを通過したUKソウルの醍醐味だったのだ。
個人的には来日時に「ミュージックステーション」に出演(笑)した時にIt Doesn't Have to Be This Way に乗って中森明菜が踊っていた姿が忘れられない(涙)
Dirty Dancing: Original Soundtrack From The Vestron Motion Picture
この映画が大好きで、台詞を覚えるくらい何度も観ていました。何十年ぶりかにふとCDを購入して聞いたら懐かしくて懐かしくて。どの曲を聴いても、映画のシーンが蘇ります。映画が好きだった方なら、とても楽しいと思いますよ!