食物連鎖
いわゆる、女優さんの余技と思うなかれ。
坂本龍一さんがここまで力を入れてトータルプロデュースした女性ボーカルはいないのではないか?
とにかく坂本龍一さんをはじめとする作家さん達の半端無い音作りと詞の世界には圧倒されます。
そのバックアップに劣らない中谷美紀さんの声のクオリティにも涙腺をくすぐられます。
ヒップホップ、テクノ、ジャズ…色んな要素が組み込まれた一枚。
中谷美紀さんが好きな人、坂本龍一さんの音が好きな人は、必聴だと思います。
榛名
ジ・インターコンチネンタルズ
確かにワールドミュージックっぽいボーカルが入る曲がいくつもあって違和感を覚えるけど、でも全体を通してみると聴き入ってしまう、いい作品だと思う。でもいつものフリゼールな感じのフレーズにやっぱり口元が緩んでしまうのは避けられないのだよね。
Harrison's Principles of Internal Medicine, 18th Edition (2-volume set)
1949に1eが出版されて以来, 62年間で17回の改定を経た18e.
先人の知識の累積を手に入れることができると考えると, 安い買い物です.
(数年後に出る日本語訳は恐らく3万前後すると思います)
内科学の教科書としては唯一, 人から薦められます.
世界中で使用されていて, 特に母国語の医学書がないような国では原書で用いられているからか、英語は読みやすいです.
全体としては膨大ですが、各項目の量は適切で, 1 Chにつき大体20, 30分程度で読めます.
項目が多すぎるせいか目次は結構雑なので, 体系的に学ぶというよりは辞書的な使用法が主になりますが, 的を絞れば通読も無理ではないと思います.
各科の専門書には敵わないところは当然あるので, 教科書という域は脱しません.
対象読者も, 内科医が専門外のことで調べたり, あとはGPやスーパーローテ/ポリクリ中の研修医/学生でしょうか.
持ち歩きには向きません: 大きく重いうえ, 分冊間での参照とかあるので2冊一緒に用意しておきたいです.
各部の色分けなんかは17eのほうがきれいだったと思いますが, これは見た目の問題ですし人それぞれですね.
Rx部全体に黄色い網掛けが入っているなど、アクセスのし易さは向上しています.
DVDは何個か見ましたが, 実技はNEJMのビデオ講座のイメージです.
内科疾患で外科的治療もある場合, もう少し触れていてほしいと感じたことはあります.
本棚で眠らせないようなるべく頻繁に参照するようにしています.
サンバ・カリオカ
新しいのかどうかは良く分かりませんがクールな感じもややある気がします。
ギターがいいですね、音といい、ゆるい感じの音程といいとても気持ちがいいです。アート・リンゼイ好みの仕上がりって感じです。ビル・フリゼールはアート・リンゼイのアルバムでも弾いていますがとても相性がいいのでしょうね。
歌の脱力感もいいですがこちらはもう少しうまければなお良かった気がします。
少し懲りすぎている曲もありますが総じて透明感のある心地よいアルバムだと思います。
ほぼ5つ星です。