Anesthetize [DVD] [Import]
オルタナ系プログレ
作品を追うごとにストレートさやグルーブ感が
増してきているように感じられる。
静と動、緩急のバランスが絶妙。
fear of a blank planet全曲とnil recurringからの曲が中心。
deadwingに比べfear of 〜は暗い印象の曲が多く
初めのうちは敬遠していたが、このDVDを観てハマッた。
前作のDVDに比べ映像効果などなく鑑賞し易い。
fear of 〜の曲でのback screen映像も印象的。
barbieriのcoolさと時折見せる笑みも見所の1つだ。
最近観たlive videoの中ではBEST
ところで何故今までレビュー無しなの?
Incident [12 inch Analog]
このアルバム自体は僕の期待通りの作品だった。
そう言う意味では評価は5をつけます。
内容じゃなく国内盤としての評価をあえて載せるなら、HQCDだからか値段が輸入版に比べて随分と高め。
実際、HQCDでも音をどれだけ出せる環境かで価値が変わってしまうと思うんだけど。
HQCD盤じゃない方と比べてないのでその質の良さは不明だが、もうちょっと値段を抑えるべきだったかなと思う。
HQCDとオーディオDVDをセットにした盤も値段が高い気がする。
ただ、国内盤なので日本語訳がついている点では歌世界を理解する意味で大変助けになると思う。
ファンで、いい音を楽しみたいならHQCD盤を。
とりあえずこのバンドの音楽に触れたいなら輸入盤を、と言う所です。
Metanoia
Porcupine Treeのアルバムの中ではもっともプログレ度が高いんじゃないかと思います。『Dead Wing』などの音を期待すると失望します。好みの分かれるアルバムですが、Frip&Enoが好きだなんていう人にはたぶん気に入ると思います。ぼくには心地よく聴くことができましたし、彼らのアルバムの中でも好きな方です。価格も安いし、試しに買ってみるのもいいかと思います。
ジ・インシデント
個人的には前作Fear of a Blank Planetよりはるかに好み。55分間途切れなく14曲が続く大作にはちがいないのだが、いまひとつ起承転結、というかメリハリがかけている。全体としてはエッジの効いたPinkFloydという感じで、メタル色、へビー感は減退したが、音は真にPorcupineTree。ちなみにDISC2はまったくおもしろくありません。
それにしても、9曲目はPinkFloydのAnimalsに入っているDogsそのまんま。そりゃないでしょ(失笑)、でも本作中一番好きな曲(笑)。
Deadwing
2005年3月にリリースされたホカホカのPorcupine Tree のNewアルバムです。
まず第一印象は前作「In Absentia」に較べるとスリリングさに欠けてしまったのかな?・・と感じてしまう事。 かなりヘビーなリフで押し捲ってる部分もあり下手をすると聞き流しで終ってしまうほど聞きやすい。 しかしながら3Lazarusのような感涙のバラードも忘れられてはいないし、ベースラインを強調した4Haloや8The Start Of Something Beautifulなどのナンバーもこのバンドらしく興味深い。
どちらかと言うと、従来のPorcupine Tree のサウンドに、ちょい前に発表されたSteven WilsonとAviv GeffenとのユニットであるBlackfieldのエッセンスを加味したようなアルバムになっているのかも知れません。
なんにせよ大きなサウンドの変化はなく、従来からのファンを失望させる事はないと思います。
なお、特筆すべきは、ゲストとして1、4で元King CrimsonのAdrian Belew氏がギターで参加してます。 特に1Deadwingでは彼らしいリードギターを披露してくれています。