BURNING BRIDGES
この作品は私的に生涯忘れる事のない作品です。
何と言ってもギターソロでこんなにも胸をキュンとさせられる、この感覚…なんとも言えないくらい感動です。
ヨハンのちょっとヘタレデスヴォイスも深い味があって本当にいいです。決してマイナス要素ではない、ヨハンであるからこと、この作品が名盤である。
リターン・トゥ・ゼロ
元FIREWINDのVo:アポロを迎えての通算7枚目。
前任Vo:JBが強力だったがゆえにニュ-アルバムでどう変わったのか不安だったが…いや〜本作も充実の内容!
今回は初期SABBATHというよりも中期SABBATHロニ-・ジェ-ムス・ディオ時代〜トニ-・マ-ティン時代(HEADLESS CROSS,TYRあたり)とPURPLE,URIAH HEEP,デビカバのテイストが満載♪
普通に聴いても十分楽しめるが、HR/HMの歴史を勉強してるとさらに深く味わえるアルバム!!
スティグマータ
荒れ狂うリフに咆哮するヴォーカル…デス・メタルの破壊力に「泣き」のツイン・ギターを絡めた驚きの一枚。ヴォーカルの声、唱法はどうしても賛否わかれるだろうが、凄いことをやっているのは理解できると思う。全曲でカッコ良いギターのフレーズがフィーチャーされており、飽きさせない。まぁ、この頃はまだ荒削りと言うか、リフの展開などに良く言えば起伏の激しさ、悪く言えば唐突でバタバタした感じがある。
1、7では前任者のダニエルがドラムをプレイしている。速い曲にはダニエルのドラミングが相応しかった為らしいが、後にダニエルは復帰する事になる。本作のほとんどで叩いているピーターもカッコ良いけどね。先に触れたけれど、複雑な曲構成には彼が相応しかったと言う事だと思う。
全12曲中2、8はインストの小品。後の作品に比べると、長尺な曲が多いのも本作の特徴かな。