ものづくり経営学―製造業を超える生産思想 (光文社新書)
丸の内で開催されていた「ものづくり寄席」の内容なんかが、ギュッと凝縮されたものづくり経営センターの中間報告。小気味良くまとまっていて良い感じ。買って損はないでしょう。
ETV50 キャラクター大集合 とどけ!みんなの元気パワー ~輝け!こども番組元気だ!大賞~ [DVD]
まいんこと、福原遥ちゃんが主役級の活躍。
18曲のミュージカルの内、
「待ち遠しいの」「たまごまごまご」
「あ・い・う・え・おにぎり」「彼とフライパン」の4曲を、
メインで、センターで歌います。
他の曲でも、全員参加で歌って踊る場面も、たくさんあります。
画像はブルーレイには劣りますが、
本放送を録画していない人は、DVDが出るだけでも感謝です。
特典映像では、舌をぺロっと出す、
普段見ることのできない、可愛いまいんちゃんが見れます。
まいんちゃんファンなら、迷わず買いです!
生産マネジメント入門〈1〉生産システム編 (マネジメント・テキスト)
私は某自動車メーカーに勤務している。
この類いの本は,入社直後に読んだ大野耐一の「トヨタ生産システム」以来だ。
この本も,自動車産業をモデルにしているケースが多い。ロウ・テクだ,先がない,などと言われつつも,その幅広い裾野を考えると「基幹産業」といわざるを得ないからか?
さて,この本,サラッと読み流すのは困難だろう。しかし,一通り読むことで,「生産」の流れがひととおりわかるだろう。これから学ぼうとするものには概要を教えてくれ,経験者には「わかっているけど文章にできなかった」ことが書いてある,と思わせるだろう。「生産」というヒト・モノ・カネそれに情報が複雑に入り組んだ活動に携わる/携わろうとしている者にとって,ひとつの回答となり得る本だと思う。
生産マネジメント入門〈2〉生産資源・技術管理編 (マネジメント・テキスト)
「文系にもわかる」のキャッチフレーズだが,この<2>こそは「理系」あるいはすでに「技術者」としてメーカーに勤務している人に薦めたいと思う。
こういった会社の中の他分野の業務・システムへの理解を補うことで,本来の専門分野での仕事にも幅ができてくるだろう。日頃業務に忙殺されている(?)「技術者」諸氏が「専門バカ」にならないために,重要なことである。
私は製造業界にいるが,そこでよく言われる大事な要素「ヒト・モノ・カネ」に,ここ10数年では「コト」(私の造語だが,「言」=情報のこと)を付け加えるべきと考えている。この<2>を読むとまさにその「コト」の重要性が浮き上がってくる。(購買管理・労務管理・プロジェクトマネジメントなども,企業オペレーションのためのソフトウェアと考えれば「情報」に区分されるであろう。)
日本のもの造り哲学
なぜ製造業に強い強いと日本は言われているのにコンピューター関連分野ではなかなか韓国やアメリカに勝てないのだろうか。
不思議に思っている人も多いと思う。
で、この本を読むと、同じ製造業でも実は本質的に異なる2つの分野に分かれるのだ、ということが分かる。
藤本先生の研究成果の最大のポイントはこの「もの造りにおける根本的に異なる2つの思想」を明確に描き出したことにあると思う。
で、この2つの思想は両立できないため、片方で強いと片方では弱い、ということになり、必然的に勝てる方で戦え、という当たり前の示唆が出てくる。
こんなスゴイ分析は滅多にお目にかかれない。
分析とはチャートを描くことではなく、洞察に基き、一見同じに見えることを「ある基準」を用いて二つに分けることである。その理想的なお手本がここにあると思う。
スゴイ本です。