エクセレントモデル RAHDX ガンダム・アーカイブス サイド6 RAHDX G.A.12 ティファ・アディール
他のガンダムヒロインに比べると非常に影が薄いですし、作品自体も認知度は低いです。
さて、肝心のレビューは
造形はなかなかいいです。彼女の神秘的な雰囲気も良く出ていると思います。
顔の印象はどちらかというと少しキツイ感じがしなくもないです。作品の前半部分の雰囲気に近いでしょうか。
それでも出来はいいのでファンなら買いかと。
しかしこんなマイナーキャラにもスポットが当たるようになったんだなぁ。
1/100 Gファルコン (機動新世紀ガンダムX)
DX単体は、まず、顔が劇中と印象が違います。
プロポーションは劇中のイメージを良く再現していますが当時の風潮でもあった五月蠅すぎるディテールは現代視点だと邪魔です。
可動も及第点。肘のポリキャップが剥き出しなのが痛いです。
Gファルコンとの合体状態は物凄く迫力が合って良いのですが、合体の為にGファルコンは中身がスカスカでGファルコン単体では見るに堪えません。
合体させてツインサテライトキャノン発射状態で飾るのが吉です。
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主人公である普通の少年が、ヒロインを守るためにニュータイプや強化人間といった超人パイロットを相手に、ヒロインを守るために努力し、友と共に勝利を得る。と言った、オーソドックスなボーイミーツガールです。序盤はガンダムには珍しい冒険活劇と言っても良いかもしれません。
ガンダムと言えば小難しい大人の事情や世界情勢、戦争と画策、暗躍、野望など複雑な話が多いですが、そう言う事情や話を無視して、良い意味で愚鈍に一途な主人公に感情移入できる作品だと思います。こう言う前向きで、純粋に真っ直ぐなガンダムの主人公って少ないよな〜
ガンダムの世界ではオールドタイプではＮＴに勝てないのでは？と言う定義を、主人公が努力し、ことごとく打ち破っていく様子は見ていて爽快です。
（本来のＮＴの定義は、パイロット能力に優れていると言うものじゃありませんが）
強いＭＳに乗っているから最強、特別な能力が与えられているから最強とかじゃなくて、主人公の少年が挫折と成長を繰り返し、ヒロインを守るためとはいえ、だんだんと人に向け引き金を引く重さと責任を、戦いの中で理解して行くのもガンダムだけじゃなく、子供向けのロボットアニメとしては珍しいなと思いました。
残念だったのは放送当時、女子達に人気を博したガンダムＷの後番組だったのが不運だったのと、ＳＤガンダムが当時の子供達に大人気で、リアル系ガンダム（Ｇは別）をあまり見ていなかったことも短縮（打ち切りじゃありません）の要因だったのかもしれません。
キャラクターのビジュアル的に女視聴者をＷから引き続き獲得ができず、モビルスーツもＧ、Ｗよりも派手さが無く、シンプルで地味なデザインだったこともあり、子供受けが難しかったようです。（今見るとＭＳ凄く格好いいんですけどね）そのせいで評価と言うよりも、認知度がもっとも低いシリーズになってしまったのが本当に残念です。Ｗ放送終了の５年後くらいに放送されていたら、又は今の技術でリメイクされたら、評価ががらりと変わっていたかもしれません。
まさに不遇の名作だったと思います。現在、もう一度みたいガンダムと言ったら、まず間違いなくＸは外せない作品です。
真面目な話、劇場版三部作くらいでリメイクしてくれないかな･･･
