アヴェ・マリア
森麻紀さんのCD「アヴェ・マリア」を聴いていますと、見事なコロラトゥーラ歌唱、澄み通る透明感のある美声に感心させられます。
好きであるコロラトゥーラ・ソプラノのエディト・マティス(Edith Mathis)の後を継ぐ歌手として良いのでは無いかと思っています。
エディト・マティスも美人顔でしたが、森麻紀さんも気品のある美人顔、1963年のベーム初来日時に「フィガロの結婚」でケルビーノを演じてその愛らしい舞台姿が評判となったマティスを彷彿とさせます。
マティスも既に70才を越えているので、後継者とぴったり、森麻紀さんのバッハ・カンタータにも期待する処大きいものがあります。
彼女が今回のCD解説に、「聖書の言葉やお祈りは、キリスト教徒だけのためではなく、全ての人の為にあります。困難な時にも、母の様な大きな愛をもってマリア様が見守って下さる。音楽もマリア様のように、すべての人を幸せにする為にあるのだと信じています」と挨拶文を書いていますが、この様な真摯で奥床しいのも麻紀さんの魅力でもあります。
フォーレ: レクィエム ペレアスとメリザンド、他
「シシリエンヌ」と「夢のあとに」が目当てで購入しました。
その他の曲もフォーレの代表的な曲が集められていて、この内容でこの価格というのは非常にお買い得で、フォーレを初めて聴くのには最適だと思います。
劇場版 マリア様がみてる 豪華版(ブルーレイ+DVD) [Blu-ray]
クマ的には原作に対する思い入れが人一倍強かった分、あまり期待はしていなかった
(今まで好きな作品が実写化して良かった経験まるでナシなもんで…)
しかもこの作品に関してはキャストの選定がかなり作品の質やら世界観を左右するだろうなと思っていたので
期待していないというよりむしろ怖いという気持ちの方が大きかったのかもしれない(クマのイメージと違う祥子様なんてクマはぜったいに認めませんからっっ!)
しかしそんなクマの心配は完全に杞憂に終わった…
あんまりべた褒めするのもちと悔しいが、波瑠嬢の演じる祥子様は正直クマの想像していた“祥子様”そのものだったのだ。
もちろん他のキャストに関してもそれなりに原作のイメージに近づけようと努力し及第点を与えても良いのかなとは思ったが
それでもやっぱり“波瑠=祥子様”がダントツでハマりまくっていたと思う。
内容に関しては一点だけ不満。それは尺が若干短かった点。
まぁその辺は第二弾を密かに期待する事にして、それ以外は祥子様と祐巳の運命の出会いを含めかなり丁寧に描かれていた、という印象だろうか。
とにかくクマ的に世界観はかなり出てたと思うので5つ星つけさして頂きやした!
※あと、クマ的には豪華版特典の「祐巳のもふもふブランケット」がかなり楽しみじゃ〜〜
ケルティック・ウーマン
もんくなしにおすすめの一枚です。
通勤の車の中で聴いています。特に帰るとき暗い夜の道を静かにこのCDを聴いていると、心に染みわたる。無理のない澄んだ声が素晴らしく、何度聞いても飽きることがない。
「ザ・ベスト・オブ・ケルティックウーマン」もとても素晴らしいCDだが、こちらはよりCDとしての統一感がある感じがします。かならずしもアンサンブルではないけれど、全体としてアンサンブルのような統一感があります。また、シンプルな伴奏が曲想にあっていて心の落ち着くいいCDだと思います。